【Xmind(エックスマインド)】レビュー-無料版あり・利用者多数の有名マインドマップソフト
『Xmind』(エックスマインド)を使ってみました。Xmindは無料で使用できる機能の範囲が広く、マインドマップのおすすめソフトとしてよく名前が挙がる製品です。
マインドマップとXmind
読み方は「エックスマインド」
対応プラットフォームはWindows(XP以降)、Mac、Linuxとポータブル版。
無料(Free)版もあり、機能制限付きながら無期限で使用できます。より高機能を求めるのであれば買い切りの有料版、サブスクリプション版も展開されています。
ガントチャートは有料版(Pro)のみで使える機能。加えてProには下記のような機能付き。
また、作成したマインドマップを他者と共有することもでき、PDFなどで出力も可能です。
インストール
『Xmind』はローカルで動作するソフトです。
無料で使う限り特に会員登録は必要ないようです。
ダウンロードはこちら http://jp.xmind.net/download/
Xmindの使用感
ざっくりと使ってみました。中心トピックに「マインドマップの比較基準」と入れ、思いつくことを枝葉として伸ばしていくとこのようになります。
ポンポンとデータを入れていくのはマインドマップ共通の操作。操作感は可もなく不可もなく。ローカルなので動作は軽量、シンプルなのですぐに慣れるでしょう。
Xmindのアイコン
無料版では下記のアイコンが使えます。有料版だとアイコンが60000点に増え、クリップアートが使えるようになります。
テーマを変更して印象を変える
『Xmind』デフォルトのテーマはシンプルなもの。テーマ変更した例はこちらです
シャープなイメージのテーマ
これ以外にも『Xmind』にはさまざまなテーマがある。
多様なマップを書くためのPro向け機能
『Xmind』無料で使える機能とPro版のみで使える機能があります。ボタンに「Pro」と表示されProプラン限定機能かはわかるようになっています。使おうとすると購入画面がポップアップし、ライセンス購入を促されます。
ガントチャートも有料機能のひとつです。
ガントチャート以外にも、Officeのエクスポート、スライドベースストーリー、ブレストモード、パスワード設定、アイコンの増加、テーマのカスタマイズ、音声メモなどがPro限定機能として用意されています。
『Xmind』の仕様
名称 | Xmind(エックスマインド) |
対応プラットフォーム | Win(XP以降)、Mac、Linux、ポータブル版 XmindCloudは開発終了 |
無料版 | あり 機能制限付き |
有料版の有無・プラン | あり 買い切り/サブスク両方 |
ガントチャート | あり 有料版のみ |
共有機能 | あり |
日本語対応 | 対応 |
販売会社 | Xmind LTD |
WEBサイト | http://jp.xmind.net/ |
まとめ
『Xmind』は無料でも必要とされるある程度のことができました。買い切りの有料版、月額払いのサブスクリプション版どちらもあります。デザインはシンプルで、特にクセがなく扱いやすかったです。
使用者が多く、作成したデータのやり取りがしやすいのもメリットとして挙げられるソフトです。
こんな人には向いていない
Xmindに向いていない人を挙げるなら、買い切り版の¥12,799が高いと感じる人です。
また、画面のシンプルさがモノ足りないのであればXmindには向いていません。一覧性が高い他のソフトを検討したほうがよいと思われます。
Xmindが向いている人
- とりあえず触ってみたい
- マインドマップを体験してみたい
- ある程度綺麗なマインドマップが作りたい
- 使っている人が多いソフトがいい
個人的には、買い切りで¥12000超えの価格はやや高く感じます。そのためMindMasterを使用しています