マインドマップソフトMindMasterを1年使用して分かったメリット・デメリットのメモ

 マインドマップソフトMindMasterを1年使用して分かったメリット・デメリットのメモ

マインドマップのソフト『MindMaster(マインドマスター)』を使い始めて1年ほど。ほぼ毎日使っている。

先日バージョンアップして7.0になっていたので、新機能の紹介を兼ねて使い勝手を改めてまとめてみる。

結論から言うと、MindMasterの使い勝手について全然不満は無く、アウトプットインプット時の全体像把握が早くできるようになった。武器になるソフトがほしいビジネスマン、ブロガー、頭脳労働者は特に活用し甲斐があるソフトなはず。

格安なので金銭負担が軽く、基本機能で事足りるなら無料版もある。

MindMasterとは-クロスプラットフォーム型マインドマップソフト

MindMaster(マインドマスター)』とはどんな特徴があるのか

最大の特徴はクロスプラットフォームの買い切り型マインドマップソフトだということ。WindowsでもMacでもLinuxでも利用できる。海外製品ですがメニューは日本語化されているし日本語入力も可能。

MindMasterの仕様

ソフト名 MindMaster(マインドマスター)
製造メーカー eDrawSoftware(香港)
現行バージョン Win/Mac7.0 Linux6.5(2019/6/10現在)
対応デバイス Windows(Vista,7,8,10 32bit/64bit),Mac,Linux,iphone,ipad,Android,WEBブラウザ
価格 無料~ 高機能有料版あり(3パターンのライセンス方式、後で紹介)
WEBサイト https://www.edrawsoft.com/jp/mindmaster/

MindMasterは無料で使えるか?

MindMasterの無料版には日数制限はない。永久無料で使い続けることが出来る

無料版でもマインドマップに関して多くの操作をすることができ、有料版で作成したファイルを無料版で開くことも可能。

無料でMindMasterを試してみる[Windows/Mac/Linux対応](リンク先で「無料体験」をクリック)

Ver7.0での変更点・新機能

基本的な機能の前に、最近Ver7.0になったのでその変更点について。

Ver6.5→7.0で追加された新機能をざっくり挙げると、

  • 右クリックでタグが追加できるようになった
  • ノート(要素に追加できるテキスト)に書式含めてコピペ出来るようになった
  • テーマスタイルをカスタムできるようになった
  • テーマスタイルが追加された
  • ユーザーインターフェイスがリニューアルされた
  • クリップアートが増えた
  • サークルダイアグラムが使えるようになった
  • バブルダイアグラムが使えるようになった
  • セクターダイアグラムが使えるようになった

など。

セクターダイアグラムはマイナーな表示方法で、下記がその例。チャートに見えるがマインドマップでどんどん放射線状にツリーを派生させていくことができる。

同レベルの階層を増やせば、それに応じて全体幅が変わる。枝を広げてもマップサイズが広がりすぎないのも特にノートPCで使い勝手がよい。そのままプレゼン資料にもできる。

MindMasterのセクターダイアグラム
セクターダイアグラム

また、公式発表では見当たらないが、次の点も改良されている。

  • Dropboxと連携した
  • クラウドサービスがAlibabaCloudからAWSに変更になった

AlibabaCloudは読み込みが遅く安定感に欠けるクラウドサービスだったので、この変更で安定感が増した。ちなみに特に連携させなくても「データ保存場所をDropboxフォルダ内」にするだけでどこでもマインドマップが使える。

 

MindMasterの基本機能

シンプルにアイデアを整理できる

  • 知識を整理してアイデアを出し、構造化できる
  • 頭の中をクリアにしてより良いアイデアを出す助けになる
  • つくったマップは一覧性が高いので大事な部分が一瞬で思い出せる

どのマインドマップソフトでも共通の特徴だが、基本にして重要な部分。MindMasterは操作感がよく、さくさくマップを作ることができる。

数多くのデバイスで使うことができる

MindMasterは多くのデバイスをサポートしている。Windows(Vista,7,8,10 32bit/64bit),Mac,Linux,iphone,ipad,Android,WEBブラウザ など、大体何でも、どこでも使える。ローカル版があるのでオフラインでも使える。クラウドサービスが制限されている企業でも問題ない。

デフォルト資料が豊富

22のレイアウト、33のものテーマがある。マインドマップを使うシーンごとに最適なパターンを使い分けできる。デザイン的に好みのものを見つけることも容易。ブランチ(枝)が手書き風になっているのもある。わざわざデザインに手間をかける必要が無く、利用者は思考とアウトプットに集中できるメリットがある。

↓これはスタンダードなマインドマップ。

MindMasterのマインドマップテンプレートサンプル(スタンダード)
MindMasterのマインドマップテンプレートサンプル(スタンダード)

フィッシュボーン図↓

MindMasterのマインドマップテンプレートサンプル(フィッシュボーン)
MindMasterのマインドマップテンプレートサンプル(フィッシュボーン)

クリップアートは700を超える数になった。分類されているので見つけやすくドラッグで配置できる。AmazonやPaypalといったWEBサービスのアイコンも多数あった。他の無料マインドマップはこの部分が貧弱でどうしても見た目の訴求力が足りないマインドマップになってしまうことが多かった。

アイコンや画像は「一目で概要を把握できるかどうか」に大きくかかわってくる部分なので700を超えるクリップアートというのは大きなアドバンテージになる。

なお、クリップアートを使わず画像を直接はりつけたり自前で用意したアイコンを使うこともできる。

利用者同士でのナレッジ共有

作成したマインドマップを専用コミュニティでシェアできる。

今のところ日本人はほぼいない?そのうち増えるかも。見るだけで参考にはなりそう。

アイデア抽出に特化したブレストモード

アイデアをひたすら抽出するのがブレスト(ブレインストーミング)モード。

マインドマップ化すると、どのブランチにぶら下げるか、という点を考える必要がある。ブレストモードならそれさえ考えず、ひたすらに考え付くことを何も考えずそのまま出力していける。

そして、出力した要素をドラッグ&ドロップでまとめてマップ化できる。

ブレストモードによって、マインドマップ構築のさらに前段階の作業も一つのソフトで完結できてしまう。

プロジェクトマネジメント

MindMasterは、ガントチャートによるプロジェクトマネジメントもできる。

MindMasterのガントチャート図
MindMasterのガントチャート図

マインドマップはアイデア抽出と思考を広げるのが得意なメソッド。細かなタスクとスケジューリングは苦手。そんなときも、ガントチャートがあれば何をいつまでにやらなければならないかが一目瞭然。

※マインドマップとガントチャートを連携するメリットは別記事参照

マインドマップでやることを全部出す→スケジュール化することができ、作業に漏れがないかいつまでかかるのか、工程に無理はないかが一目で把握でき、修正もあっという間に終えられる。

トピックに付与できる情報が豊富

MindMasterでは、トピックに対していろいろな情報を付与することができる。

  1. 関連線
  2. 吹き出し
  3. 囲み
  4. 要約
  5. マーク
  6. クリップアート
  7. 画像
  8. ハイパーリンク
  9. 添付ファイル
  10. 注釈
  11. コメント
  12. タグ

トピックに情報を付与してみたところ▼ 内容は適当。

MindMasterでトピックにアイコンを付与
MindMasterでトピックにアイコンを付与

個人的にこの中ではマークと注釈の頻度が高いが、注釈はかなり使いやすいのでブログの下書きや情報の一時保存・整理にも活用できる。

右のピンマークで固定も可。

MindMasterでトピックの注釈をピン留め
MindMasterでトピックの注釈をピン留め

ファイルの保存場所・保存形式

保存場所

ローカルのコンピューター上にはもちろん保存できる。

その他に、

  • 個人Cloud(eDrawSoftWareが用意したスペース)
  • チームCloud(同上)
  • GoogleDrive
  • Dropbox

といった保存場所があらかじめ用意されている。未対応のクラウドドライブに保存するとファイルが壊れるかもしれないので注意。

当時未対応だったGoogleDriveに保存したデータが壊れたことがある。今は対応したのでGoogleDriveに保存できる。

保存形式

これだけの形式で保存することができる。形式によって特徴や指定できる項目が変わる。

PDF形式ですと下記のようにドキュメントの指定が可能。

png形式だと背景の透過をチェックボックスで指定できる。

透過pngを四角い画像の上に配置したところ。このようにマインドマップ作成時と出力時で背景を使い分けることも。

今後に期待の部分

MindMasterのデメリットもいくつかはある。

同時起動が2台までに制限されている

MindMasterはローカルPCにインストールできるソフトウェアも提供されています。というよりこちらがメイン。台数制限は今のところ「2台まで」とされている。詳しく言うと「インストールは何台のPCにでも出来るが、有料版として起動設定できるのは2台まで」。

3台目を有料版として起動するには1台目か2台目を「無効化」する必要がある。1ボタンで行えるので大した手間ではないのが、30日に1回しかその操作ができないので頻繁に切り替えながらたくさんのPCで使うということはできないようになっている。

PC1台にしかインストールできないソフトも多い中、2台まで許可されていて切り替え操作も簡単。それだけでも良い点だが、できれば台数を増やすオプションなどがあるともっと便利になりそう。

2台制限はあくまでインストール版の起動制限。ブラウザで使うなら無制限。

まだ使えないデバイスがある

基本機能の項目でも書きましたが、日本語版ではまだリリース前の機能がある。そのうちの一つがモバイルアプリ。モバイルで見るにはWEB版を使うか、出力してDropBoxやGoogleDriveに保存する必要がある。

2019秋追記:アプリリリースされた。

 

日本語訳が完ぺきではない

完全な和製ソフトというわけでないので、ときおり不思議な翻訳が・・・

たとえば、

  • バージョン → パッション
MindMasterのバージョン確認画面
パッションは最新

しかしながらサポートは親切でフレンドリー。日本語で質問して日本語で回答してもらえる。メニューも日本語化されていてまったく問題なく使えるレベル。そのうえ日本語のPDFマニュアルもある。

 

日本語ブログも完備。ファンシーさんという方がはてなブログでやっているのでぜひ。

http://edrawfancy.hatenablog.com/

MindMasterのよいところ

stevepb / Pixabay

良いところはいくつもある。高機能・デザインが良い・動作が速い…etc。その中でも他のマインドマップソフトと比べて特に良いと思うのは次の3つ。

バージョンアップが頻繁にある

購入時6.5で今は7.0。順調バージョンアップされていて、機能拡充とバグフィックスが進められている。軽微な変更で「バージョンアップしました」と言い切るメーカーも多い中、MindMasterは実用的な機能を追加し続けている

この記事の冒頭で書いた「Ver6.5→7への変更点」は下記の通り。操作が簡略化されたり、使える幅が広がったりした。クリップアートやテーマなんかはあればあるほど効率化できる。

  • 右クリックでタグが追加できるようになった
  • ノート(要素に追加できるテキスト)に書式含めてコピペ出来るようになった
  • テーマスタイルをカスタムできるようになった
  • テーマスタイルが追加された
  • ユーザーインターフェイスがリニューアルされた
  • クリップアートが増えた
  • サークルダイアグラムが使えるようになった
  • バブルダイアグラムが使えるようになった
  • セクターダイアグラムが使えるようになった

なお、Ver7.0という点からわかる通りMindMasterは長期間開発され続けていて総ダウンロード数は900万に達するそうな。

買い切りソフトなので自分が『所有』できる

サブスクリプションはどれだけ支払い続けても使用権を借りているだけだが、MindMasterは1回の購入でソフトを自分の所有物にできる。

買い切りにはコスト的にも大きなメリットがある。サブスクは年間通すとかなり高コストになったりする。

途中で何年か使わない期間があってもストレスがかからないメリットも馬鹿にできない。

他のソフトに比べて安価

他のソフトを数多く試しているが、最安レベル。

参考:マインドマップ作成ツール14選比較

一例をあげると有名ソフトのXmindProは¥12.799でアップグレード保証無し(有料になる)だが、

  • MindMasterなら3年間のアップグレード保証付き買い切りで$99(バンドル版ならさらに安く$59.5)
  • 一生涯のアップグレード付きでも$145(バンドル版ならたった$87)

生涯アップグレードなら常に最新版を手元に置いておくことができる。

どちらを買ってもずっと使い続けられるが、バージョンアップが多いので一生涯のほうがトクになる。

ちなみにバンドル版とは、eDrawSoftwareが販売する他の2ソフトとの同時購入。これもアウトプットに役立つ。

MindMasterを1年使った使用感まとめ

MindMaster(マインドマスター)はベーシックな操作感をもちつつ高機能なマインドマップソフトウェア。オフラインでも使えて高速動作し、精力的にアップデートも行われている。

この1年の間になんどかサポートに連絡したが親切で使い方に迷うことはほとんどなかった。

何より格安で一生涯のバージョンアップ付きライセンスを買ったので他のソフトに目移りする時間が削減できたのも大きい。

こんな人に特におススメ

MindMasterは、こんな人に特におススメ。

読書のメモから、旅行計画、将来設計など考えないといけないことが多く忙しい人

ビジネス使うならブレスト、他者とのコラボや事業計画を立てる人、WEBで情報発信しているブロガーやアフィリエイター。ライバルより短時間でハイクオリティなアウトプットができれば、より高い成果を上げて成功に近づくことができる。

マインドマップでブログカテゴリ構成をしたところ
マインドマップでブログカテゴリ構成をしたところ

このブログのカテゴリ構成や役割もMindMasterで作成した。これを基にしてブログを構築していけば内容で迷ったり記事を書く手が止まったりすることはほとんど無くなり、作業が格段にはかどる。

MindMasterを手に入れる方法

無料版で試す方法

いきなり買って合わなかったら困る、という人はノーリスクな無料版から。
無料でMindMasterを試してみる[Windows/Mac/Linux対応](リンク先で「無料体験」をクリック)

高機能な有料版を手に入れる方法

eDrawSoftwareではこの記事で紹介したMindMaster以外にもeDrawMax(ドローツール)とeDrawInfo(インフォグラフィック)その他のラインナップがある。

ライセンス関係がややこしかったので整理した

 

MindMasterだけ必要なら▼

★MindMaster→ https://www.edrawsoft.com/jp/mindmaster/
このページで紹介したMindMasterをカートに入れる

フロ―チャート図・作図ソフトも必要なら▼

同メーカーのソフトにご興味があればこちらで(どちらも所有済み)

これら2本と合わせて買うと、安価なのがさらにディスカウントされる。

一番割安な3ソフトバンドル版生涯ライセンスを買うなら下記のリンクからまとめてカートに入れられる。

買い方がややこしかったで作成した直接リンクはこちら一番お得な[eDraw]+[infographic]+[MindMaster]3本組バンドル版生涯ライセンスをカートに入れる

※1クリックで注文になることはない

 

QG50112989

たまにアウトプット中。SNSはほぼ放置。誤字脱字・お問い合せがあればこちらからサイト説明

10 Comments

  • 作成したマインドマップを透過画像(透過png等)で保存することはできるでしょうか?

    • pngで保存するときに、「透明」のチェックがあります。
      試してみたところ、背景を透過させて保存できるようなので
      あとで記事本文にその時の画像を貼っときますね。

      • ありがとうございました。

      • ありがとうございました。

  • マインドマップのことを調べていてこのサイトを見つけました。
    すごく詳しく書いて頂いてたので本当に助かりました。
    もしご存知でしたら教えていただきたいのですが、
    今後に期待の箇所、同時起動が2台までに制限されている でお話されている、「2台制限はあくまでインストール版の起動制限。ブラウザで使うなら無制限です。」とあるんですが、ブラウザからアクセスするにはどのようにしたら良いのかご存知でしょうか?
    どうぞよろしくお願いいたします。

    • そういえばリンクなかったですね、、、スミマセン。

      オンライン版は https://mm.edrawsoft.com から、右上の「Login」ボタンクリックすることで入れます。
      動画(https://www.youtube.com/watch?v=6oJ2cHnPuls)マウスがプルプルしているのは、低解像度版の動画だからだと思います。ローカル版ほど早くはないですが動作はスムーズで、問題なく使えますよ。

  • ありがとうございました!
    購入してしまったほうが良さそうですね。
    たすかりました。今後も参考にさせていただきます。

    • あんまり詳しく書けてないので恐縮です。ブログに書いた内容はごく一部の機能だけで全体像の1/5も伝えられていない気がしますね。。。

  • mindmasterを2週間前に購入して、使用していたところいきなり使えなくなってしまいました。

    再びログインを試みましたが、無効なメールアドレスといわれてログインができなくなりました。

    どうしたらよいのでしょうか?

    私が興味本位に無効化ボタンをおしました。これが原因でしょうか?

    • 「無効化」してもプロ機能が使えなくなるだけで
      フリー版としては使い続けられるはず。
      その状態を指しているなら有効化で元に戻ります。

      それ以外だと情報が少なすぎてなんともいえないかなあ

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