マインドマップの情報量を各段にUPさせる『添付ファイル・ハイパーリンク』機能解説【MindMaster】
マインドマップソフト『MindMaster』の機能、『添付ファイル』『ハイパーリンク』を取り上げて解説していきます。
これらはトピックに外部要素を付加する機能のひとつ。トピックとはマインドマップの枝でつながった項目のことで、要素を加えることで、マインドマップの情報量や表現力を増すことができます。
『添付ファイル』『ハイパーリンク』と2つあるうち、まずは添付ファイルから順にいきます。
マインドマップに添付ファイルを付加する
たいていのマインドマップソフトウェアはある程度の表現力があります。表現力とは見た目をわかりやすくする機能や、より多くの情報をマインドマップに与える機能のことです。
添付ファイルを付けられる機能は後者にあたり、添付によってより多くの情報をマインドマップに与えることができます。また、マインドマップを起点とするファイル整理に使うことも可能になります。
添付ファイルを追加するメリット
メリットはマインドマップで管理できない形式のファイルを添付でき、クリックで開ける(別のアプリで)ことです。WordやExcelといった仕事の資料、フォトショップやイラストレーターなどのクリエイティブなファイル、マイナーなソフトウェアで作ったファイルなどは添付ファイルとして添付するのが向いています。
こういったものを添付ファイルとして付加するとマインドマップで多様な形式を管理できて利便性があがります
添付ファイルを追加する方法
トピックを選択し、メニューバーの「添付ファイル」をクリックすると下記のダイアログが開きます。ファイル名に名称を、パスにファイルのパスを入れてOKクリック。もしくはパスの横のフォルダアイコンでファイルを選ぶだけでファイル名とパスが自動的に入るのでこちらのほうが簡単です。
添付ファイルをつけたトピックは、下記のようにクリップマークが付きます。これは添付ファイルの種類に関係なくクリップマークで統一されています。
ただし、クリップマークにマウスを乗せると現れる「添付されたファイル」はその拡張子にあったアイコンが表示されます。
添付ファイルのクリップマークをクリックすると再度「添付ファイルのダイアログ」が開いて再編集可能になります。。クリップマークにマウスを乗せて現れるファイル自体をクリックすると、そのファイルが開きます。
なお、ひとつのトピックに付けられる添付ファイルに制限は無いようで、異なるファイル形式のファイルでも添付できました。
また、トピック以外の要素にも添付ファイルは付けられます。中心トピックや『要約』にも添付できるが囲み線や関連線には無理のようです。
マインドマップにハイパーリンクを付加する
ハイパーリンクを追加するメリット
MindMasterのハイパーリンクは、基本的にパス情報のみを保存します。そのためファイルサイズを過剰に増加させることはありません。また、WEBページ以外にもリンク先を設定することができます。
MindMasterで付加できるハイパーリンクの種類は下記の4つ。
ハイパーリンク4種類
現在のドキュメント
今開いているマインドマップのトピックに対してリンクを張ることができます。例えマインドマップが1画面に収まらないサイズになったとしても目的のトピックへ1クリックで変移可能です。
ファイルまたはアプリ
外部ファイルやアプリに対してリンクを貼ることが可能。OSレベル制御ではないのでリンク先のファイルが移動すればリンクが切れるのがデメリットですが、『添付』と違ってマインドマップのファイルサイズが肥大化しない点が優れています。
インターネットアドレス
WEBページに対してリンクを貼れます。これによってマインドマップをお気に入り管理のように使ったり、ブログの設計をしつつページに対してリンクしたりといった使い方ができるようになります。
フォルダ
MindMasterではフォルダに対してもリンクを貼ることが出来ます。クリックでそのフォルダが開けるので、この1つのリンクで複数ファイルを紐づけたのと同じことになります。
ハイパーリンクは複数貼れる
こちらも添付ファイルと同様、複数のハイパーリンクを付け加えることができ、種類が違っていてもOKです。
まとめ
マインドマップで添付ファイル・ハイパーリンクといった機能を使うと、マインドマップに収めることが出来る情報量が圧倒的に増加します。マインドマップ単体では不可能な機能をインターネットを活用して付け加えるのと同義で、マインドマップを起点に情報を整理するツールとしても使えるようになります。
表現力と情報量をアップさせ、マインドマップを一気に情報管理ツールにも格上げする添付ファイルとハイパーリンク。マインドマップの利用価値が何倍にもなるのでぜひ活用したい機能です。
※この記事で使用したソフトはMindMaster