ロボフォームエブリウェアとは?-機能・料金・7のメリットと2のデメリット

ロボフォームには上位版のエブリウェアという製品があり、ロボフォームの欠点を補って完璧なパスワード管理環境を構築するのに大きな助けになります。

この記事では、16年間ロボフォーム使っておりエブリウェア歴も5年を超えた僕が、エブリウェアにするメリット・デメリット・アップグレードする方法などを説明します。

初期時代のロボフォームの領収書
初期時代の更新の領収書(メールで来た)

 

エブリウェアのメリット

ロボフォームは、パスワード管理ソフトです。記憶不可能レベルの強固かつ複雑なパスワードも自動生成して安全に保存してくれます。これによって、ハッキングのリスクを限りなく小さくすることができます。

ロボフォームは通常版(無料で使えるが1つのデバイスのみ)と、エブリウェア(有料でデバイス無制限)があり、エブリウェアにアップグレードすることによって、次のメリットを享受することができます。

  1. バックアップになる
  2. デバイス間データ同期
  3. サポートが付く
  4. 2段階認証
  5. 共有フォルダ
  6. 緊急アクセス
  7. WEBアクセス

それぞれ詳しく説明します。

バックアップになる

PCやスマホに保存したパスワードは、端末が壊れるとおしまいです。いつものショッピングサイトで買い物できず、SNSにログインして友達を連絡を取ることも出来なくなります。

エブリウェアだと、データはクラウドの安全なスペースに保存されているので、パスワードが消えてなくなる心配がなくなります。

デバイス間のデータ同期

ロボフォームエブリウェアデバイス同期イメージ

クラウドを通して、デバイス間のパスワードが同期されて常に最新のものになります。パソコンで保存したパスワードがiphoneでも使え、Macで保存してもWindowsで見ることができます。

家で登録した情報サイトに職場からアクセスしたり、パソコンでアカウントを作ったショッピングサイトにスマホでログインしたりできます。

サポートが付く

ロボフォームのサポートチケット一覧画面

無料版にはサポートはありません。エブリウェアだけの特権です。

メールではなく掲示板形式で1対1のやりとりができます。過去の質問と回答、やりとりがどちらで終わっているか一目瞭然です。分からないことを質問したことが何度もありますが1~2日で丁寧な回答が返ってきます。

2段階認証が使える

エブリウェアはTOTPの2段階認証に対応しています。ログインがより安全に出来るということです。

この機能は使ったことが無いのですが、デフォルトでもマスタパスワードを入力しないとロボフォームの全機能が使えないようになっています。

なので、スマホを落としてもPCを勝手に使われてもロボフォームのデータを見られることはありません。パスワードを保存しているサイトも、パスワード自体もわかりませんので2段階認証を使わなくても安全性は高いです。

共有フォルダ

安全な共有フォルダを使って、他の人とログイン帳を共有できます。また、アクセス権のレベルを設定できるようです。(僕は使ったことがありません)

イメージとしてはこのような感じです。自分が共有してもらっているログイン帳、自分が共有しているログイン帳が別のものとして表示されます。

ロボフォームの共有フォルダ画面

緊急アクセス

ロボフォームの緊急アクセス画面

ロボフォームのデータには基本的に本人しかアクセスできないようになっています。そのため不慮の事故で死亡したり、マスタパスワードを失念したりすると、もう二度とそのアカウントのデータにはアクセスできなくなります。

そういった緊急時に備えて、誰かほかの人に緊急用のアクセス権を付与しておくというのがこの緊急アクセス権の機能となります。

内容は下記の通り

緊急アクセス権利が使える条件

  • 緊急アクセス権を与える側・・・有料プランのユーザーのみ
  • 緊急アクセス権を受ける側・・・無料/有料プランどちらのユーザーでもOK

緊急アクセス権の付与方法

緊急アクセス権を「誰に」与えるか指定する。緊急アクセスを受ける側は、受けるか拒否するか選択できる。その時に、合わせて「猶予日数」も決めておく。猶予日数とは、アクセスの要求があったときに拒否できる期間のこと。

緊急アクセス権の発動方法

緊急アクセス権を受けた側は、いつでもデータへのアクセスを要求することができる。

アクセスの要求があると、「猶予日数」の間に緊急アクセス権を与えた側が拒否しない場合に、自動的にアクセス権が付与される。

この機能についてはヘルプのこのページに記載されています。

WEBアクセス

WEBブラウザからもロボフォームのログイン帳を見ることができます。

ロボフォームのWEBアクセス画面

エブリウェアのデメリット

ロボフォームエブリウェアには上記の大きなメリットがあります。一方であえてデメリットを挙げるとすると、次の2つがあります。

費用がかかる

当然のことですが、有料版なので費用がかかります。わずかな金額ではあるものの無料で使いたい人にとってはデメリットとも言えます。しかし有料だからこそ費用をかけて安全な環境を構築することができるのも事実。無料だとセキュリティに十分な費用をかけられず、クラッキングされて情報流出につながることもあります。

無料のソフトだと個人情報の売り買いなど良からぬマネタイズをしているのでは・・・との懸念もぬぐえません。ですので有料であることはまっとうに経営している証とも言えます。

また、後述しますがロボフォームの月額費用は非常に安価で、類似ソフトの中でも最安レベルです(月に直すと200円程度)。

クラウドに保存される

エブリウェアの最大のメリットは、デバイス間でログイン帳が同期できることです。そのため必然的にデータはクラウドに保存されることになります。社内ルールで「クラウドにデータを置いたらダメ」な企業にとってはデメリットになりえます。

  • 無料版ロボフォーム →データはローカルに保存して1台のみが使える
  • 有料版ロボフォームエブリウェア →データはクラウドに保存して全デバイスで同期する

また、クラウドに保存するということはハッキングされると情報流出してしまう可能性があるということです。

しかし、この懸念事項は無視してよいと僕は考えています。なぜならパスワードという機密性が最高レベルの情報を扱う以上、ユーザーに信頼され続けることが事業存続の絶対条件。ロボフォーム開発元のサイバーセキュリティ社にとっては、他のどの業種よりも安全に気を配り堅牢な環境でデータを保管することに莫大なコストをかけているだろうからです。

事実、今まで20年近い歴史の中でロボフォームの情報流出事故は一度もありません。(その一方、パスワード管理ソフトのベンチャー企業が以前情報流出事故を起こしたことがあります)

 

エブリウェアにアップグレードするには

ショッピングカートページからエブリウェアを購入することでアップグレード可能です。ときどき値引きキャンペーンをやっていて、20~30%OFFになることもあります。下記は2018年12月の画面。26%割引をやっていました。この画面から家族用ロボフォーム、ビジネス用ロボフォームを手に入れることもできます。(家族用とビジネス用ロボフォームは一人で使う人には無関係のバージョンです)

ロボフォームの個人用ライセンス価格一覧

ロボフォームエブリウェアの使い勝手は?

ログイン帳の数と速度

僕は16年以上ロボフォームを使い、ログイン帳も200を軽く超えていますが何の問題もなく使えています。開発元によると数千数万のログイン帳を持っているユーザーもいるようですが、何の問題もないそうです。

データの安全性

それから、覚えている限り今まで4回パソコンを壊したことがあります。ですがデータは全く問題なく無事でした。新しく買ってきてロボフォームをインストールし、ログインすることでサイトのパスワードは復元されました。

このバックアップとデバイス間同期の機能に、一番お世話になっています。このデバイスが壊れたら終わり、という状況は怖すぎるので無料版に戻ることは考えられません。もし無料版を使うなら、こまめにデータをエクスポートして外部デバイスにバックアップするのが絶対条件です。

ただそうなると別の問題が発生します。外部デバイスのセキュリティ確保やバックアップが面倒という問題です。手間を取るか、コストを取るかの択一です。

ロボフォームは本当におすすめ

それから、パスワード管理ソフト「ロボフォーム」6つの欠点として書いたことがありますが、改善の余地がある部分も多少残ってはいます。

ただ、それを補って十分すぎるほどの利点があります。エブリウェアにすることで、パスワード管理という悩みの種をアウトソースすることができ、躊躇なく難解なパスワードにし、セキュリティを上げることもできています。

ロボフォームの発売当初と比べると、社会的に「フリーミアム」の概念が認知されてロボフォームのラインナップも変化してきました。

個人的には今の端末無料、有料で同期その他サービスという仕組みがしっくりきます。使い始めるためのハードルは下がるところまで下がっているので、ぜひ一度試してはどうでしょうか。

時々キャンペーンをしていますが、通常時でも他の有料版パスワード管理ソフトに比べて格安です。1ライセンスで手持ちの対象機器すべてに無制限にインストールできるからです。

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