ロボフォームセブンからエイトへの大きな変更点(Ver7→Ver8)

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ロボフォームは7から8になって、内部的にかなり大きな変化がありました。当初は不明点が多かったのでサポートに何度か問い合わせて下記のことがわかりました。

ロボフォーム7から8になっての変更点

主に、下記の4点について大きく変更されています

  1. ライセンス形態
  2. オンラインアカウントの必須化
  3. マスタパスワードでのログインに変更
  4. データファイルの形態変更

ライセンス形態

まず、ライセンスの形態がシンプルなりました。

ロボフォーム7以前は有料版2つと無料版1つ

  • (有料)デスクトップ・買い切りライセンス
  • (有料)エブリウェア・年度更新ライセンス
  • (無料)機能制限版デスクトップ

 

ロボフォーム8以降は有料版1つ無料版1つ

  • (有料)エブリウェア・年度更新ライセンス
  • (無料)デスクトップ

買い切りのデスクトップ版が無くなっていますが、これは無料化されてライセンス対象からは外れたことを意味します。つまり8からはデスクトップ1台でだけなら、無料でも使い続けられることになっています。

オンラインアカウントの必須化

インストール時にオンラインアカウントが必須になりました。

マスタパスワードでのログインに変更

オンラインアカウントへのログイン方法も変更になっています。これが一番ユーザーを混乱させたのではと思います。

  • ロボフォーム7以前→ユーザーID と パスワード でログイン
  • ロボフォーム8以降→メールアドレス と マスタパスワード でログイン

この変更によって、従来のユーザーIDとパスワードは使うシーンが無くなっています。

データファイルの形態変更

ファイルが1ファイルにまとまりました。以前はログイン帳一つ一つが1ファイルとなっていました。ログイン帳が100件あればファイルが100個。また、そのバックアップファイルを開いて個別に確認することも可能でした。

ロボフォーム8からは、1ファイルにまとめられることになり、個別にみることはできなくなっています。

また、公式ヘルプで言及↓されているように、ファイルサイズが1/10以下になったとのこと。

ロボフォームセブンのデータは個別のファイルとして管理されていました。ファイル名は個別のログイン、アイデンティティ、メモの名称に対応しています。例えば Facebook.rfp は Facebookのログインを意味しています。

この構成の場合、1000個のログイン、100個の連絡先、50個のメモ、5個のアイデンティティがあると約5 MB の記憶領域が使用されます。

ロボフォーム8ではデータを単一の暗号化され圧縮されたファイル(OneFile)に管理しています: _user-data.rfo.

この構成の場合、1000個のログイン、100個の連絡先、50個のメモ、5個のアイデンティティがあると約300KB の記憶領域が使用されます。

参考:ロボフォームのデータファイルの構造について

 

まとめ

ロボフォーム7から8への変更点の概要は下記の通り。

  • デスクトップ単体でなら無料で使えるようになった
  • ロボフォームオンラインアカウントが必須になった(無料版を使うだけでも)
  • ログイン方法がマスタパスワードを使用するよう変更された
  • データファイルの形式が変わった

 

ほぼユーザーにとって便利・利益になる変更といえます。ただし無料版はPCなどのクラッシュに伴ってデータが消えるので、重要なデータならバックアップを取るか有料のエブリウェアを検討してみてください。

ロボフォームエブリウェアの特徴・メリット・デメリット

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