【スマホの紛失・悪用対策】ESET Internet Security使用感レビュー(モバイルセキュリティ)

人生で2度 財布を落としたことがあります。結局財布と現金は帰って来ずガックリきたものですが、もし今スマホを落としたと考えるとゾッとします。個人情報満載のスマホ、ダメージは財布の比ではありません。

写真やLINEを見られて恥ずかしいだけではなく、SNSが乗っ取られたり、メモアプリに入れてるIDやパスワードを悪用されたり、銀行アプリ経由でのお金が盗まれたり、Pay系アプリで買い物されまくったり住所氏名抜かれて名簿屋に売られるなどいくらでも悪用されてしまいます。

ですが、僕はいまこういった心配はまったくしなくて済むようになりました。ウイルス対策として買ったセキュリティソフト(ESET)の悪用対策機能が思いのほか充実していたからです。スマホ用紛失防止タグでは対応できない部分もカバーしてくれます。

スマホ紛失の心配事がきれいさっぱり解消されたので、この機能と使い勝手をレビューしたいと思います。

ESETインターネットセキュリティとは

ESETは、スロバキアに本社を持つESET社が開発したソフトで日本ではキャノンITソリューションズが担当しています。

NOD32の上位版ソフトであるこのソフトは、動作が軽量かつウイルスの高い検出力を誇るという触れ込みです。実際使ってみると、ものすごく軽くて過去使用していたAvast、Mcafee、ノートン、ウイルスバスターよりはるかに挙動が気になりません

ライセンス周りが複雑だったのが欠点でしたが2019/2に整理されてインターネットセキュリティという種類を買えばウイルス対策もスマホの紛失悪用対策もすべて事足りるようになりました。

ESETのイメージ
このシュールなキャラクターも1週間ほどで見慣れます
名称ESET インターネットセキュリティ
開発ESET社(スロバキア)
対応OS[Windows]7/8/8.1/10 ※Enterprise、RT、Mobile未対応 [Mac]10.9~10.14 [Android]4.1~9.0
WEBサイト公式(英語) https://www.eset.com/
キャノンITソリューションズ https://eset-info.canon-its.jp/

 

スマホ用の紛失・悪用対策機能を紹介

ESETインターネットセキュリティにはウイルス対策含めて多数の機能が目白押しですが、ここではスマホの対策のみに絞って紹介します。

スマホで最高に役立つのは下記の盗難対策」と「アプリのロック」機能です▼

ESETのモバイル機能一覧
ESETのモバイル機能一覧

 

「盗難対策」機能

盗難対策機能は2つの機能からなっており、ひとつめがWEBポータルです。

ESETの盗難対策機能2つ
盗難対策のソリューションは2つ

これは紛失したスマホをWEBから確認できる機能。場所が分かるだけではなく便利な機能が満載です。スマホを落としたとき、忘れたとき、盗難にあったとき、ひったくり対策に効果を発揮します。

スマホの現在地がWEBで見られる

ESETの位置情報取得機能
ESETの位置情報取得機能

事前にアカウントを作っておいたmyesetにログインすると、ステータス画面からスマホの状況と現在地を見ることができます。また、ここではスマホのステータスを「紛失中」に設定することができます。

紛失中」にした場合、落としたスマホ側ではこう見えます▼

ESETのデバイスロック機能
「紛失中」、スマホの画面表示はこうなる

この画面からスマホ所有者(あなた)にメールや電話ができるので、親切な人が拾ってくれたら連絡してもらえます。

また、紛失中状態のときには「ワイプ」ボタンも使えるように。これはスマホのデータを全消去する危険な機能ですが、バックアップを万全にとっているならこの手段もアリです。

ESETのデバイス紛失設定機能
「紛失状態」で使えるデータ全消去機能

 

さらに、紛失したスマホを操作されたときにはスマホが自動的に写真を撮ってくれます。その画像はmyesetから見られます。スマホの現在地を特定する大きな手掛かりになりますし、もし悪用されたとしても高確率で犯人が写っているので、警察へ届出するときに一緒に提出しましょう。ちなみにこの機能はシャッター音も何もせず撮影するので、撮られたことには気づかれません。

ESETの自動撮影機能
紛失時は、スマホが写真を撮って周りの状況を知らせてくれる

SIMガード

盗難対策機能のふたつめがSIMガード。設定済みSIM以外使えなくする機能です。

仮にスマホを盗まれたとして、データを悪用できないと知った犯人が次にやることはSIMフリースマホとして売却することです。ですが「SIMガード」さえ設定をしておけば、登録のSIMカード以外は使えません。使えないスマホを買う店はないので、売却不可能ということになります。

ESETの信頼できるSIM登録機能
今使っているSIMを「信頼できるSIM」として登録

アプリのロック

もう一つ、抜群に効果的な対策がこのアプリのロック機能です。

アプリ起動時に指紋認証をさしはさむことで、どんなアプリでも自分しか使えないようにできます。対象のアプリは自由に選べるので、重要度の低いアプリは今まで通り起動することもできます。

ESETのアプリのロック機能
鍵マークがついているのがロック中のアプリ

これは悪用防止にすごく便利なのですが、この機能を持ったアプリは少なくて証券会社や銀行のモノぐらいしかありません。ですので、どのアプリでも指紋認証をさしはさめるESETのアプリのロック機能が大活躍します。絶対人に見られたくないTwitterの起動時も、大事なデータが入っているEvernoteの起動時も、もちろん銀行系のアプリ(アプリ独自の軌道認証と合わせて2回認証)もESETがガードしてくれます。

次回ロックのタイミングも「電源OFFまで/即時/1分後」と設定できたり、強引に解除しようとすると写真撮影する機能もあります。

指紋認証なので普通自分が使うときの面倒さはありません。使い勝手がそのままですし、指紋の代わりにPINでのロック解除も行えます。

ESETがスマホをガードしてくれる部分

もしスマホを落とす/盗まれるなどしたら、悪用しようとした人はこのような認証を突破しなくてはなりません。

  1. スマホ起動時のロック(スマホの機能)
  2. アプリのロック(ESETの機能)
  3. アプリ独自のロック

このうち1番目の「スマホのロック」は面倒で設定してない人も多いでしょう。仮に設定していたとしても、使用中のスマホをひったくられたりカバンに入れたところを取られたりすると、ロック解除の状態で使われることになります。

3番目の「アプリ独自のロック」はアプリの対応次第ですが、対応しているアプリはごくわずかです。

「アプリのロック」機能があると、アプリの重要度ごとにロックするかしないかを自分で選ぶことができます。

紛失予防タグとの違い

よくあるスマホの防犯対策で「物理的な機器を取り付ける」というものがあります。

いわゆる紛失予防タグというジャンルの商品です。一定以上の距離離れるとアラーム音が鳴ったり、現在地をマップで確認したりできます。

たとえば、このような製品▼

この紛失予防タグ、単純な紛失予防には効果的ですが欠点もあります。

  • ひったくられたときは意味がない
  • 人込みだとアラートが聞こえないことがある
  • 電池容量と距離の制限がある

つまり、紛失防止タグはうっかり落とした場合に探すのには有効だがそれ以外には無力と言えます。

一方、ESETインターネットセキュリティは悪意をもった人に盗まれたり拾われたりしても強固に守ってくれるのが大きなメリットです。

出来ればタグとESETは併用しましょう。タグで日常のウッカリ忘れを防ぎつつ、ESETで堅牢な防御態勢を築くというやり方です。

ESETのスマホ紛失対策のまとめ

ウイルス対策ソフトのおまけ機能かと思ったら、意外にもESETのモバイルセキュリティは優秀でした。

  • 無くなったスマホを見つける機能
  • 遠隔操作でロックして使えなくする機能
  • 遠隔操作でデータ全消去する機能
  • 現在地付近の写真を撮って送信する機能
  • SIMカードの入れ替えを防ぐ機能
  • アプリごとに指紋認証をプラスする機能

このソフトの機能だけでスマホの安全性がぐんとアップします。落として拾われてもひったくられても悪用はほぼ不可能に。

ウイルス対策に付随する機能なので、もちろんコンピュータウイルスからも守ってくれます。利用者の評価も高く、そのうえ価格は激安です(5台3年版ならおよそ7000~8000円。年費用1台あたりたった500円程度)。

僕も10台分のライセンスを使用中で、機器が増えたらさらに追加購入するつもりです。

ESET管理画面のライセンス一覧
3年×10台分のライセンス。購入タイミングの関係で5台分は旧製品の「ファミリーセキュリティ」。(機能は同じ)

この圧倒的なスマホの安心感は、実際体験してみないとわからないです。ぜひお試しください。

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