スマホ紛失にESET Internet Securityを使ってみた

 スマホ紛失にESET Internet Securityを使ってみた

Free-Photos / Pixabay

スマホを落とすと写真やLINEを見られるだけではなくSNSが乗っ取られたり、メモアプリに入れてるIDやパスワードを悪用されたり、銀行アプリ経由でのお金が盗まれたり、Pay系アプリで買い物されまくったり住所氏名抜かれて名簿屋に売られるなど悪用され放題になる。

ウイルス対策に導入したESETの悪用対策機能が予想外に充実していてスマホ紛失の心配がほぼ解消されたのでシェア。

ESETインターネットセキュリティとは

ESETは、スロバキアに本社を持つESET社が開発したソフトで日本ではキャノンITソリューションズが担当。

NOD32の上位版ソフトであり動作が軽量かつウイルスの高い検出力を誇るという触れ込み。実際使ったら非常に軽くてAvast、Mcafee、ノートン、ウイルスバスターよりはるかに挙動が気にならない

ライセンス周りが複雑だったのが欠点といえば欠点だが、2019/2に整理されてマシになっていた。(インターネットセキュリティという種類を買えばウイルス対策もスマホの紛失悪用対策もOK)

ESETのイメージ
海外製らしいシュールなキャラ
名称 ESET インターネットセキュリティ
開発 ESET社(スロバキア)
対応OS [Windows]7/8/8.1/10 ※Enterprise、RT、Mobile未対応 [Mac]10.9~10.14 [Android]4.1~9.0
WEBサイト 公式(英語) https://www.eset.com/
キャノンITソリューションズ https://eset-info.canon-its.jp/

 

ChatWorkを開発しているチャットワーク社も、すべてのアンチウイルスソフトを検証した結果、ESET導入しているそうな(日本で一番社印満足度が高い会社の非常識な働き方から)

 

スマホ用の紛失・悪用対策機能

機能が多いのでスマホの対策のみに絞って紹介。

スマホで役立つのは下記の盗難対策」と「アプリのロック」機能

ESETのモバイル機能一覧
ESETのモバイル機能一覧

 

「盗難対策」機能

盗難対策機能は2つの機能からなっており、ひとつめがWEBポータル。

ESETの盗難対策機能2つ
盗難対策のソリューションは2つ

これは紛失したスマホをWEBから確認できる機能。場所が分かるだけではなく+アルファの機能が充実している。スマホを落としたとき、忘れたとき、盗難にあったとき、ひったくり対策に役立ちそう。

スマホの現在地がWEBで見られる

ESETの位置情報取得機能
ESETの位置情報取得機能

事前にアカウントを作っておいたmyesetにログインすると、ステータス画面からスマホの状況と現在地を見ることができる。スマホのステータスを「紛失中」に設定することもできる。

紛失中」にした場合、落としたスマホ側ではこう見える▼

ESETのデバイスロック機能
「紛失中」のスマホ画面

この画面からスマホ所有者にメールや電話ができるので、親切な人が拾ってくれたら連絡してもらえるかも。

また、紛失中状態のときには「ワイプ」ボタンも使えるようになる。これはスマホのデータを全消去する危険な機能だが、バックアップを万全にとっているならこの手段もアリといえる。

ESETのデバイス紛失設定機能
「紛失状態」で使えるデータ全消去機能

 

紛失したスマホを操作されたときにはスマホが自動的に写真を撮ってくれてその画像はmyesetから見られる。スマホの現在地を特定する大きな手掛かりになるし、悪用されたとしても高確率で犯人が写っているので、警察へ届出するときに一緒に提出すればいい。ちなみにシャッター音がしない撮影なので犯人が撮られたことには気づくことは無い。

ESETの自動撮影機能
紛失時は、スマホが写真を撮って周りの状況を知らせてくれる

SIMガード

盗難対策機能のふたつめがSIMガードで、設定済みSIM以外使えなくする機能。

仮にスマホを盗まれたとして、データを悪用できないと知った犯人が次にやることはSIMフリースマホとして売却することなど。「SIMガード」さえ設定をしておけば、登録のSIMカード以外は使えない。使えないスマホを買う店はないので売却は不可能ということになる。

ESETの信頼できるSIM登録機能
今使っているSIMを「信頼できるSIM」として登録

アプリのロック

かなり使用頻度の高い機能がアプリのロック機能です。

アプリ起動時に指紋認証をはさむことで、自分しか起動できないようにする。ロック対象のアプリは自由に選べるので、重要度の低いアプリは認証スルーで起動することもでる。

ESETのアプリのロック機能
鍵マークがついているのがロック中のアプリ

デフォルトで起動ロックできるアプリは証券会社や銀行のモノぐらいしかないが、ESETならどのアプリにでも同等のセキュリティを付加できる。人によってはTwitterをロックしたりEvernoteを保護したり。デフォルトでロックがあるアプリをさらにロックすることもできた(アプリ独自の軌道認証と合わせて2回認証)

次回ロックのタイミングも選べ(電源OFFまで/即時/1分後)、強引に解除しようとすると写真撮影する機能もある。

指紋認証なので普通自分が使うときの面倒さはほぼ無く、指紋の代わりにPINでのロック解除も行える。

 

紛失予防タグとの違い

よくあるスマホの防犯対策である「物理的な機器を取り付ける」もの。

いわゆる紛失予防タグというジャンルで、一定以上の距離離れるとアラーム音が鳴ったり、現在地をマップで確認したりできる。

たとえばこれ▼

デメリットとしては

  • ひったくられたときは意味がない(走って逃げられる)
  • 人込みだとアラートが聞こえないことがある
  • 電池容量と距離の制限がある

つまり、紛失防止タグはうっかり落とした場合に探すのには有効だがそれ以外には無力

ESETは悪意を持った犯人からスマホを保護できるのがメリット

タグと併用だとウッカリ忘れを防ぎつつガードもできる。

ざっくりまとめ

ウイルス対策ソフトのおまけ機能と思いきやかなり使える機能がそろっていた。

  • 無くなったスマホを見つける
  • 遠隔操作でロックして使えなくする
  • 遠隔操作でデータ全消去する
  • 現在地付近の写真を撮って送信する
  • SIMカードの入れ替えを防ぐ
  • アプリごとに指紋認証をプラスする

動作が軽くて安いのでライセンスまとめ買い。今10台分あってほぼすべての機器に入れてる。

ESET管理画面のライセンス一覧
3年×10台分のライセンス。購入タイミングの関係で5台分は旧製品の「ファミリーセキュリティ」。(機能は同じ)

QG

たまにアウトプット中。SNSはほぼ放置。誤字脱字・お問い合せがあればこちらからサイト説明

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