QNAP自体のバックアップを複数取る方法

JasonPinaster / Pixabay

QNAP含め、NASではRAID1/5/6/10などHDD構成を冗長化することができ、データ消失リスクを最小に抑えられます。

ただ、NAS本体が故障することもあり、そうなるといくらデータの冗長化が万全でもデータへのアクセスが行えません。故障内容によってはHDDがまとめておしゃかになることもあり得ます。故障の原因としては、たとえば経年劣化・水や砂塵・落雷などが挙げられます。実際に落雷や瞬電でひやっとしたことが年に何回もあります。

ですので、QNAP自体の故障に備えて重要なデータはバックアップ体制を2重、3重にしておきましょう。

QNAPでのバックアップ方法

リアルタイムバックアップで2重にする

画像はスケジュールバックアップで毎日深夜2時に同期しているところです。リアルタイムではなく1日1回にしています。これは理由があり、RAID6のため突然の故障リスクは低いことと、意図しないファイル削除も同期されてしまうことです。

また、買い替えて不要になったQNAPはバックアップ用途に回すのがオススメです。追加コストがほぼかからず、現行QNAPが故障しても旧QNAPに切り替えて業務を継続できるからです。

バックアップだけに目が行きがちですが、元の環境に素早く戻れることも特に業務用では重要です。

USBバックアップで3重にする

自動ではないバックアップ、ローカルバックアップも併せて行うとなお安心できます。毎週1回程度、USBケーブルをつないで管理画面からバックアップするなど。もしくはUSBワンタッチコピーでも可です。

メリットは、完了後にケーブルを抜いて物理的に切り離せる点です。ハッキングによるデータ全削除、ランサムウェアによるロック、落雷による接続機器の全故障に備えられる。ランサムウェアは現行QNAPでスナップショットを撮る対処もしておきましょう。

まとめ

QANPには多様なデータ保護手段があります。AWS等へのアップロードや、別の事業所とVPNでつないでバックアップを取ることも可能になっています。

個人規模から大規模な事業のファイル保存にまで対応できる機器なので、費用と手間とデータの重要性を鑑みて最適な体制を取っておきましょう。面倒でも、後々の手間を削減することにつながります。

なお、HDDが1~2台しか格納できないタイプのNASだとRAID5やRAID6が組めません。容量不足になることも多いので、HDD4台以上格納できるものを選ぶのが価格と機能のバランスがよいかと思います。

もう少し規模が大きい事業、もしくは保存すべきデータが多いならHDD6~8格納できるものがオススメです。動画を保存する機会が多いならさらに上位のものを検討してみてください。

 

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