Virtial hostsを使いコピペでサイト移転する手順

cocoparisienne / Pixabay

レンタルサーバの変更と同時にCMSで作ったサイトを移転するのは非常に手間がかかります。

旧サイトを見ながら内容を適宜コピペして新サイトを作り直していくための下準備が意外とめんどうだったので、行った手順を残しておきます。

  • サーバ移転
  • 新旧サイト両方を確認しながら作業する

という状況で使える方法

そもそもなにが面倒なのか

もっとも障害になるのが同一ドメインでは新旧どちらかにしかアクセスできないことです。ネームサーバの仕向け先が新サーバなら新しいサイトが、旧サーバなら旧サイトが表示されてしまいます。

hostsファイルを書き換えて「そのPCのみ特定のサーバにアクセスさせる」やり方は王道といえます。しかし今回のようにコピペで内容を移し替えるときには切り替えに手間がかかりすぎて現実的ではありません。

仮に2台のPCを用意して片方は旧サイト用、もう片方は新サイト用、コピペは共有ファイルを通じて行う、などすれば可能ではあります・・・。ページ数が少なくてPCが余っていればこの方法もとれるかもしれません。

今回取ったやりかた

今回は、Virtial hostsを使って次のような手順でコピペ環境を作ってサイトを移転しました。

1.新サイト用ホスティング会社にドメインを登録する

そのドメインのディレクトリを作成する

2.ChromeにVirtial hostsをインストール

ドメインとIPアドレスを入力して、Chromeでのアクセスを新サーバに向かうようにします。

IPはホスティング会社のサーバのIPアドレス。管理画面で確認しておきます。これでドメインでのアクセスがこのbrowserでのみ新サイトへ向けられます。

3.CMSなどをインストールする

Chromeを使い、新サーバのディレクトリにアクセスします。

4.旧サイトを別のブラウザで閲覧する

FirefoxやEDGEなど。Firefoxがオススメです。

5.新サイト構築作業を行う

ひたすら作業・・・

6.ネームサーバの仕向け先を新サイトのネームサーバへ変更する

新サイトの構築作業が終われば、ネームサーバの切り替え。これでドメインでのアクセスが新サーバへ向かうことになります

7.Virtualhostsの値はクリアしておく

 

以上で完了です。

この方法のメリット

このやり方のメリットとしては、2点あります。

  • hostsファイルをコピペの都度変更するよりは現実的な作業不可である
  • 新サイトも旧サイトもどちらもWEB公開しているものを確認できる

公開中のサイトクローンを作る(ローカルにダウンロードする)よりもコストがかからずサイトの動作にも不具合が起こりづらくなっています。hostsファイルより手軽で、新旧サイトを同時に見られるので不具合も最小限です。

この方法のデメリット

一報デメリットには下記のようなものがあります。

  • 同一ホスティングサービス上では使えない(IPアドレスが同じためVirtual hostsの意味がない)
  • 公開するまでSSLは(おそらく)適用できない
  • 内部リンクがうまく動作しないことがある
  • Virtualhostsの動作が完全ではないこともある(たぶんキャッシュが原因と思われる)
  • 公開後、画像へのリンクが切れていることがある

画像へのリンク切れは原因と対処法がはっきりとはわかっていません。かなりの割合で起こるようなので移転作業後のページ確認は全頁行うようにしたほうがよいと思われます。

 

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