MyLifeOrganizedのファイル作成・同期を詳しく解説
MyLifeOrganized(MLO)は使い始めたときに「ファイル」を作成することになります。
ここでは、MLOで管理するタスクやプロジェクトの一覧がどのような概念で扱われているのかとファイルについて解説していきます。
タスクすべて=1ファイル
MLOではアカウント内にすべての情報が収まるわけではありません。
アカウントの中に「ファイル」を持ち、そのファイルが下記すべての要素を持つことになります。
- プロジェクト
- フォルダ
- タスク
- テキスト/レビュー/リマインダ等の設定
階層構造としては、プロジェクト>タスク>サブタスク>テキストetc の順です。フォルダは例外で、プロジェクトを格納することもできますがプロジェクト内にフォルダを作成することも可能です。
ファイルは複数作成可能
1アカウントでいくつでもファイルを作成できます。
自分用のタスクリストとしてのファイル、共有用のタスクリストとしてのファイル、プライベートや仕事用など分けて持つことも可能です。
ちなみに共有(後述)する場合を除いて分ける必要はほぼ無いかと思います。
また、アーカイブ機能を使った場合にもファイルが分けられることになります。
アーカイブの生成は自動化することも自分で行うこともどちらでも可能です。
クラウドSyncする場合の手順
MLOではデータはPCやスマホといったローカル側にすべて存在します。(バックアップもローカルに取る設定になっている)。
有料版のMLOクラウドでローカルのファイルを同期させるには、ファイルをクラウドにアップロードする必要があり、下記のように行いますり。
ファイルを作成するデバイスでの操作
ファイルを新規作成→Syncさせるまで
まずローカル側で新規ファイルを作成。File>Newを選択。テンプレートを使うならここで選びます。
その後、クラウドに同期用のファイルを作成。Syncronization>Configration>MLO Cloudを選択。
通常は「Sync to MLO Cloud on the Internet(recommended)」を選択して、MLOクラウドのアカウントを設定します。
クラウド以外の同期について
MLOはSync、同期についてもさまざまな選択肢があり、FTPサーバ経由やUSBでも行えます。
(Dropboxなどのクラウドサービスを使った同期はファイル破損の恐れがあります)
>>ソース:公式サイト(英語)情報より
(意訳)Googleドライブ、DropBox、USBメモリなどを使用しての同期は、古いファイルを新しいファイルで上書きする仕組みです。対して、MLOクラウドの同期はレコードベースの同期が実行されるので信頼性が高く、不要な競合やデータ破損を回避できます。同時に異なるデバイス上のタスクを変更することができ、クラウド同期はそれらを自動的に判断します。
MLOクラウドの操作に戻ります・・・
この後、MLOクラウドの画面で同期するための新規ファイルを作成していきます。New・・・をクリック。今回はmlo-demofileという名前にします。
次は、同期する別のデバイスでの操作です。
同期する他のデバイスでの操作
他のPCだったり、スマホだったりとさまざまなデバイスで同期させるにはそのデバイス内に同期用のファイルをまず作成する必要があります。
WindowsPCの場合
同じように新規ファイル作成します。空のファイルでかまいません。
その後Syncで同期するように設定し、ローカル側ファイルをこの空のファイルに指定します。
スマートフォンの場合
スマホの場合は新規にプロファイルを作成→Syncで同期するように設定。
画面下部の歯車アイコンをクリック
Profileをクリック
1行が1ファイルとなります。ここで+をクリックし新たなファイルを作成します。
新規作成したファイルに切り替えた後、メイン画面右上のSyncマークをクリックし、MLO Cloudを選択することでPCと同様にクラウド上のファイルと同期することができるようになります。
MLOでのタスク共有について
MLOはファイル単位で他者とデータを共有することができます。
例えば、家族と買い物リストを共有したりチームでプロジェクトを共有したりといった使い方。
ちなみにAsanaのようにプロジェクト単位での共有はできません。コメントをしあったりイイネでモチベーションを上げあったりという仕組みも無いので、コラボレーション型のプロジェクトマネジメントにはAsanaのほうが向いていると思います。
他者とMLOファイルを共有する方法
方法1 ログイン認証情報の共有を行う
MLOクラウドSyncのログイン認証情報を共有し、同じクラウドカウントへのアクセス自体を共有する方法です。デメリットとして、すべてのクラウドファイルへのアクセスが許可されてしまためあまりやらないほうが良いかと思います。
方法2 特定のファイルのみ共有
共有したいファイルだけを選んで共同で使用する方式です。
共有する人が自分のMLOクラウドSyncアカウントを持っていれば可能で、共有させてもらう側は有料アカウントである必要はありません。
MLOの共有・同期は柔軟で可用性が高いが、わかりづらい点も多いです。
このページに書いたものはほんの一部の機能にすぎないので詳しくは公式サイトにてご確認ください。