Rambox無料版でも好きなWEBサイト/サービスを登録するCustomService登録のメリット・手順
アプリを複数登録し、タブ切り替えできるようにする統合系アプリ『Rambox』。
無料版だとメールやメッセージなどのコミュニケーション系アプリ約100種しか登録できない制限がある。有料版にアップグレードすると500種ほどある便利なアプリを登録できるようになる。
ただ「カスタムサービスの登録」機能を使えば、無料版Ramboxでもほぼすべてのアプリが登録できるようになる。
そのメリットとやり方、登録しておくと便利なものを紹介していく。
CustomServiceでアプリを登録するメリット
カスタムサービスの登録を使うと「無料版でも好きなアプリを登録」できるが、それ以外にもこのようなメリットがある。
- タブのアイコンが好きなように変えられる
- URLが好きなように変えられる
タブのアイコンというのはこの部分。通常は変更できないアイコンが自由に指定可能になる。
また、URLの指定も可能になる。URLを決め打ちすることで、指定したページをタブの開始ページにできる。たとえばNotionだとポータルの役割を持たせたページを開始ページにする、など。
ただし、Rambox上で使うのは純粋なブラウザと異なってデメリットもある。
Rambox上でアプリを使用するデメリット
- ブラウザではないので拡張機能が使えない。1Passwordなどのパスワード管理ソフトも動作せず、Rambox内に認証が必要なサイトがあるとID/PWをコピペするしかなくなる
- ブラウザではないので別ウインドウで開くタイプのアクションがうまく動作しないことがある
- メモリの消費が多め(最低8GBは欲しいところ)
- 登録するアプリによってはログインセッションが数日しか持たないものもあり、頻繁なログインが必要になる
これらを許容できるならやる価値はある。やり方は次の通り。
_Custom Serviceでアプリを登録する方法
実際に登録する手順
登録画面で_Custom Serviceを選択
各入力欄を埋める
NAMEにはタブ名を入れる。サービス名を入れるのが一般的だが、特に何でも構わない。
URLには表示するWEBサイト/サービスのURLを入れる。URLが発行されないタイプのサービスだと登録することはできない。Rambox上でアプリを操作するとURLはどんどん変わっていくが、Ctrl+Shift+Rを押せばここで登録した初期URLに戻れる。
LogoはRambox上に表示されるアイコンをURL形式で入力する。pngではなくjpeg形式でも出来た。一度登録した画像はRamboxに取り込まれるようで、WEB上に存在しなくてもいい。アイコンを作って一時的にどこかにアップし、登録を削除することで自作アイコンの登録も可能。
オプションを選択
オプションは特にこだわりが無ければ初期値で構わない。
すべて入力し終えたら、Add_Custom Serviceをクリックして登録完了
登録すると便利なアプリ・サービス
Ramboxに登録すると便利なものの一例はこちら。URLを持つWEBサービスならほとんどのものが登録できるはずなのでいろいろと試すとよい。
- メール Gmail ZohoMail Aol Yahooメール Outlook
- ドライブ GoodleDrive Dropbox OneDrive Mega
- チャットアプリ Chatwork Slack
- SNS Twitter Facebook Instagram
- ノートアプリ Notion コンフルエンス
- タスク管理 Todoist ClickUp Nozbe MicrosoftTo-do
- カレンダー Googleカレンダー Outlookカレンダー
- ショッピング Amazon 楽天 YahooShopping メルカリ ZOZO
- その他 Youtube Google連絡帳 Wikipedia Google翻訳 検索結果 画像検索結果 WEBサイト、WordPressなどの管理画面
自分が登録しているサービス(例)
かなりいろいろな種類のアプリを登録していたので、参考までに。登録する内容は定期的に見直しているが、6月現在はこのような使用状況となっている。
メール Gmail×3 Zoho Mail×1
Gmailはアカウントごとにタブを分けている。ZohoMailは最近のお気に入りでGmailよりスタイリッシュでUXが良い無料のWEBメールサービス。
クラウドドライブ MEGA×3
ほとんどのクラウドドライブ(オンラインストレージ)はブラウザでアクセスできるはず。最も大容量で低価格なMEGAを使っていて、アカウントごとにこれも3つ登録している。
チャット Chatwork×1 Skack×2
チャットサービスもRamboxでまとめると便利。Slaskをワークスペースごとに登録したりできる。
ノート Notion×3
Notionはブラウザ版の使い勝手がアプリと変わらないのでRambox上で動かしても十分に実用的。これも自分用ポータルページ、家族用ポータルページ、仕事用ポータルページと分けて登録している。
タスク管理 ClickUp×2
ClickUpは高機能なタスク管理システム。無料でもかなりの部分まで使い込むことができる。これもブラウザ版がありURLが発行できるのでRamboxに登録可能になっている。
カレンダー Googleカレンダー
もちろんGoogleカレンダーも問題ない。Outlookの場合、メーラー/カレンダー/To-doを切り替えられるがRamboxに別タブとして登録した方が素早く切り替えできる。
その他 Google連絡帳 画像検索結果
Google連絡帳も登録できる。素早くアクセス・編集できるので意外と便利。
Google検索や画像検索結果を登録するのもよい。調べものやエゴサーチ、癒し担当タブにするなど。
Rambox+CustomService登録のすすめ
普段使用するアプリやサービス、よく見るWEBサイトなどあらゆるものをRamboxに登録しておけば、起動するだけですべて開くことができる。
それぞれのタブはショートカットキー「Ctrl+Tab(進む)/Ctrl+Shift+Tab(戻る)」で瞬時に切り替えられる。
画面の占有領域も少なくなり、タスクバーもすっきりとしてPCの使い勝手が非常によくなるのでRamboxは非常にお勧めできるアプリだと思う。