NAS・共有サーバ使用時の「これらのファイルを開くと、コンピューターに害を及ぼす可能性があります」を表示させなくする設定
社内、家庭内の共有サーバやNASにあるファイルを開こうとすると、「これらのファイルを開くと、コンピューターに害を及ぼす可能性があります」と表示される。OKを押せばよいが毎回となると煩わしい。この警告を表示させないようにする方法。
特に昨今のNAS(QNAP、Synology、Asustor、ネットギア、Dorobo etc)は価格も安価で手軽に導入できるのでこの警告が出て困っている人が多いかもしれない。
解決法
この警告は、Windowsのセキュリティが共有サーバ/NASの場所を安全と見做していないために発生する。そのため、警告させなくするにはファイルがある場所を安全なものとして登録すればよい。
手順
インターネットオプションを開く。
インターネットオプションを開くには、ブラウザのインターネットエクスプローラーを起動し、メニューバーのツール>インターネットオプションをクリック。メニューバーが表示されていなければAltキーを押して表示させる。
もしくは、Windows左下の検索ボックスにインターネットエクスプローラーと入力してENTERキーでもよい。
インターネットオプションのダイアログにあるタブから、セキュリティ>ローカルイントラネット>サイトを選択
ローカルイントラネットのダイアログから詳細設定をクリック
開いたダイアログの「このWebサイトをゾーンに追加する」に共有サーバやNASのIPアドレスを入力して、追加ボタンを押す。
Webサイト欄にそのIPアドレスが表示されればOK
この後は「閉じる」や「OK」で開いたダイアログをすべて閉じる。この時点から共有サーバ/NASのファイルに対して警告は出なくなるはずだが、まだ警告ダイアログが出るようならPCを再起動してみる。
それでも警告が出続けるなら、IPアドレスの指定間違いの可能性があるため再度確認する。