TP-Linkルーターをブリッジモードで使用しての所感と管理画面の設定項目
格安だが結構良いという話を聞くTP-LinkのWiFiルーターA6を購入した。ルーティングはすでにASUSのAU92Uを使っているのでアクセスポイントとして使用する。初TP-Linkなので最も気になっていた管理画面の設定項目を見ていく。
安定感
まずルーターとしての安定感は、特に何も問題はない。電波も良く飛び、途切れることもない。
ハードウェア
機体はサイズがやや大きく、チープ。価格を考えると十分ではある。ASUSのようにゲーマー向けデザインなわけではないが、NECのように落ち着いて部屋になじむとも言い難い。
ライトは前面にある。
背面にはフック用の穴が開いているので壁掛けも可能。
動作音はせず、静か。通信中に手で触るとほんのり暖かく人肌程度。
管理画面
ASUSはサイバーな感じの管理画面だったが、TP-Linkはシンプルで見やすい。どこに何の設定項目があるのか直感的にわかって迷わない。レスポンスもよいので管理中にストレスを感じることは無かった。
「ステータス」画面はLAN構成と各機器の情報。ネットワークのアイコンを選択した状態(デフォルト)だと本機のネットワーク情報が表示される。
A6 MU-MIMO Wi-Fi RouterクリックでSSIDやチャンネル等の情報に切り替わる。
「有線クライアント」では有線接続されているデバイスの情報が表示される。
「ワイヤレスクライアント」はWi-Fi接続中のクライアント表示になる。右側のホスト|ゲストでゲストネットワークと切り替えての表示になる。
「動作モード」は、本機器をルーターとして使うかアクセスポイントとして使うかの設定。ブリッジモードだとアクセスポイントとして使うことになる。
「ネットワーク」のLANは、必要最小限のLAN設定が行える。
DHCPサーバーはDHCPサーバとしての機能の設定と、静的なIPアドレスの割り振りを設定できる。Macアドレスで判別して特定の機器に決められたIPアドレスを割り振ると重複を防ぐことができる。
「ワイヤレス」のワイヤレス設定は機能のON/OFFと、SSID&PWなどの設定を行う。右側の2.4Ghz|5Gzで画面を切り替えそれぞれ設定する。
WPSは対応しているデバイスだと接続設定を自動化できるWPSについての操作。ワイヤレススケジュールは、時間帯を指定してWi-FiのON/OFFを自動切り換えできる。
「ゲストネットワーク」は、ソフトウェア的に分離した接続を提供するかどうかとSSID&PWの設定を行う画面。店舗などでは来客者向けにWi-Fiを提供することもある。
「システムツール」は機器全体の項目、時刻や夏時間、バックアップ、アップグレードやログの確認などが行える。
ASUSは高機能だが人によってはオーバースペック気味。安定して繋がり、わかりやすければ十分という人にならTP-Link製のルーターも十分選択肢に入れてよさそうだ。