ASUS製WiFiルーターのメリット・デメリット
古いNECルータから新しいASUSルータへ変更。発売時期のアドバンテージを考慮してもASUSルーターは高機能。ネットへの入り口程度にしか認識していないとしたら大きな損をしているかもしれない。家庭内ネットワークの管理も行える。
ルーターを変更してのメリット
管理画面の動作速度が向上した
ひとつひとつの動作が早い。タブ切り替えや設定の反映も高速になり、ルーター管理画面を見るのが苦ではなくなった。
管理画面の見やすさが向上した
最低限のグラフィック要素だったNECのatermに比べて整理されており見やすいASUS製WiFiの管理画面。一覧性が上がった。
MACアドレスの一覧が取得できる
ルーターに接続してきているMACアドレスの一覧が自動で取得できる。外部のフリーツールを使ってもできるが、正確なリストが出せるツールはあまりなく、速度も遅く、MAC/IPアドレスぐらいしかわからない
ASUSであれば、デバイス名や通信速度、接続時間など多くの情報がわかる。
名前が入力できる
個人的にはこれが一番ありがたい。ルーターに接続しているデバイスの名称を変更できる。atermを使っているときにばOneNoteにメモをしており二度手間だった
メッシュWifiで同一SSID
有線ケーブルの先にAP化したルーターを増やした場合は別のSSIDを割り振ることになり、デメリットが多い。接続が切れたり複数のSSIDへの登録/設定の必要があるためだ。
メッシュWiFiならルーターの無線範囲の拡張であり、SSIDはひとつで済む
VPN
ヤマハの高額な事業向けルーターを買わなくても、外部からVPN接続が行える。機能的にはおそらく違いがあるが(未確認)簡易的になら十分
クラウドサーバ化できる
ルーターにあるUSBポートにストレージを接続すれば、LAN内のデバイスから共有できる。
その他機能
当然ながら、通信速度も向上している。環境によっては下手な有線より高速である。電波に指向性持たせ指向性持たせ、届きやすくする機能も備わっている。
セキュリティ向上
これが一番のメリットといえる。WPA3への対応機種も多くでている。また、ランサムウェアへの対応や特定のURLのブロック、暴力やアダルトなどの分類まとめてのブロックもできる。
デメリット
価格が高めである。安いものなら3000~4000円程度であるが、機能を重視しようとすれば15000~30000、高価格帯であればそれ以上の場合も。
サイズが巨大である。ASUSのルーターはほぼどの機種も競合メーカーの製品に対して巨大で、場所を取る。一部製品を除けば高機能であるほどデザインがゲーマーよりのサーバーチックなもので、オフィスやリビングには不向きなものが多い。
購入した機種
今回は機能とサイズ・コストのバランスをとって下記を購入。トライバンドでセキュリティも十分。サイズもASUSの中ではコンパクトで現状、特に不満も不便もない。しばらくNECから離れてASUSでネットワークを構築しようと思う。
ASUS公式 https://www.asus.com/jp/