ClickUp Ver2.81(2021/4/23)の更新内容をチェックしていく
生産性ソフトウェア『ClickUp』の今回のバージョンアップ内容
Ver2.81の新機能
- ビューのカスタムフィールドでタスクを検索する
- GoogleやYoutube等の埋め込み専用ビューの追加
- 自動化アクションの最大数増加
- 速度向上
- モバイルでのビュー改善
- プライバシーシールドの再認証
ビューのカスタムフィールドでタスクを検索する
ユーザーが好きなタイプのフィールドをタスクに追加できるカスタムフィールド。いままではその内容は検索対象にならなかったが、このバージョンから検索にひっかかるようになった。
顧客名や電話番号を入力しているなら、検索で探し出すことができる。
GoogleやYoutube等の埋め込み専用ビューの追加
ClickUpはいままでドキュメントやタスク内に埋め込みを行えたが、今回追加されたのは埋め込み専用のビュー。これによってリストやフォルダをより多機能なアプリライクに使うこともできるようになった。GoogleSpreadsheetやYoutube,Figmaなど外部リソース専用のタブページが生成できる。
自動化アクションの最大数増加
アクションの回数ではなく、一度に実行できるアクション数が増えた。今までは3で、今後は最大6。より複雑な自動化が組める。
速度向上
常に行っているらしい速度向上について。今回はスクロールが高速になるようサイドバーを最適化したとのこと。
モバイルでのビュー改善
モバイルのUI変更も行われた。タスク名やDescriptionなどがさらに見やすくなっているらしい(未確認)。
プライバシーシールドの再認証
プライバシーに関する取り組みで、ClickUp側の責任と義務をより大きくしたと書かれている。第三者へ転送した場合にClickUpが潜在的に責任を負う。
今回行われたバグフィックス
今回修正されたのは下記のバグ
自動化についてのバグ
- テンプレートを使用したタスクが自動化によって作成されなかった
- オートメーションでテンプレートを更新すると、テンプレートが削除された
- アーカイブされたタスクでも自動化処理が発生していた
- オートメーションを介してタスクを作成するとタスク変数に異常があった
- Shared With Meでオートメーションを作成できなかった
ビューについてのバグ
- ガントビューの設定変更ですべてのガントビューに変更が適用されていた
- 通知からタスクを開くとClickUpがクラッシュしてしまっていた
- テーブルビューでステータスかカスタムフィールドを検索するときにカーソルが正しくフォーカスされなかった。
- タスクビューでサブタスクをドラッグするときにタスク名ではなくIDが表示されていた(バグと気づかなかった)
その他のバグ
- ドキュメントから添付ファイルのプレビューを閉じるとドキュメント全体が閉じられていた
- 割り当てコメントがアプリを更新するまで解決済みにならなかった
- iOSウィジェットからリマインダーを作成する際のバグ
- コメント内チェックリストを完了できない
- カスタムリレーションシップのスタンドアロンロールアップフィールドにすべてのフィールドが表示されなかった
etc
今後のウェビナーについて
- 人事管理ののためのClickUp
- ClickUpV2でクライアントを操作する方法
- プロダクトマネージャーのためのClickUpとMiro
リリースノート(英語)
参考までに