ClickUpをGoogleDriveと接続する方法のメリット・設定方法

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ClickUpは有料プランならクラウドストレージと連携することができる。ここではそのうちおそらくもっとも著名なクラウドドライブのひとつ、GoogleDriveと連携した場合に出来る事や接続イメージなどを羅列していく。

ClickUpをGoogleDriveと接続するメリット

GoogleDriveはじめ多くのクラウドドライブでは、クラウドドライブをローカルドライブと同様に使う機能を持っている。この機能を使えばわざわざ連携をする必要はない。それでも連携をする意味もなくはなく、下記のようなメリットがある。

  1. GoogleDriveから直接ClickUpにファイルを添付できる
  2. ストレージ容量を消費しない

クラウドドライブをローカルドライブのように使えるといっても同期する時間が必要で、タイミングによってはローカルにファイルが生成されていないこともある。直接ClickUpにファイルを添付できるなら、ファイル生成のタイミングは無視してファイルを利用できる。

また、ラップトップのようにストレージ容量が少な目のPCを使っている場合はあえてローカルドライブ化していないこともある。そのような場合でも連携をしておくとGoogleDriveからファイル添付が出来る。

ClickUpのストレージ容量を消費しないというのも一応のメリットにはなっている。ClickUpは無料プランだと100MBしかストレージが提供されないからだ。ただ、クラウドドライブ連携が使えるのは有料プランのみで、有料プランであればストレージ容量は無制限になっている。なのでそこまで有用なメリットというわけではない。

GoogleDrive内ファイルの添付・作成

実際にGoogleDriveのファイルを添付する手順は下記の通り

GoogleDrive内のファイルをClickUpに添付する

まずタスクを作成し、Attachments要素にあるAddボタンをクリック。プルダウンリストからGoogleDriveを選択。ポップアップウインドウからGoogleDriveを選ぶ。

Select a fileウインドウが開くので、ここからファイルを選択する。添付できるファイルに特に制限はない。

ファイル添付が完了すると、ClickUp上では下記のようになる。画像であれば表示モードによってはサムネイルが表示される。また、GoogleDrive内ファイルであるというアイコン、添付者のアイコン、ファイル名と添付時刻も併せて確認できる。削除するにはマウスを乗せて出てくるゴミ箱アイコンをクリック。

GoogleDriveにファイルを作成しつつ添付

GoogleDriveにファイルを作成しつつ、ClickUpに添付することもできる。Addボタンを押したときにNew Google Docを選択するだけでよい。

作成できるのは

  • Google Document
  • Gooogle Drawing
  • Google Sheets
  • Google Slides

の4種類のみ。

作成したファイルは下記のようになる。もとからあったファイルを添付した場合と変わりない。作成されるディレクトリはGoogleDrive直下になる。

GoogleDriveとの接続方法

有料プランが必須

ClickUpの有料プランである必要があるので、アップグレードしておく。

設定画面から連携設定を行う

有料プランへ変更後、設定画面のMY APPSからCloud Strage

GoogleDriveのボタンをONにする。

タスク画面からファイル添付する際に接続画面が出るので、Googleアカウントを入力し権限を付与する。許可する権限は下記の通りになっている。

GoogleDriveとの接続を解除するには

設定画面でCloud Strageと連携をONにした画面から連携の解除も行える。同画面に、Unlink from XXX Workspace(XXXはワークスペース名)というリンクが表示されるので、クリックすると連携が解除される。確認ダイアログ無しでいきなり解除されるので注意。

ClickUpとGoogleDriveの連携は使えるか

結論から言えば、連携しておいて損はない。

GoogleDriveをローカルドライブ化していてファイル添付に困っていないようなら、これだけのために有料プランに入るのはもったいない、ただすでに有料プランなら特にデメリットは無い。

未確認だが、添付ファイル容量が大きくなればなるほどファイル自体がクラウドストレージ内に置いてあるメリットが動作速度という点で感じられるのではと思う。

今のところ連携しているドライブはGoogle Drive、Dropbox、OneDrive、Boxの4種のみなので、AribabaCloudやMega、SugarSyncなどとの連携も期待したい。

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