ClickUpのタスクのMerge(マージ)による統合の詳細
タスクのマージとは
タスクを別のタスクと統合し、ひとつのタスクにすること。
一度マージ機能によって統合されたタスクをもとにタスクに分割して元に戻すことはできない。
どんな時に使うのか
似たようなタスクがあり、それぞれにデータがあってどちらも消したくはない場合。たとえば片方には添付ファイルで資料があり、もう片方には詳細な説明とコメントによるやり取りがある場合など。
複数のクライアントから寄せられたバグレポートや報告で同一内容のものを結合したい場合。それによって開発者がちらばった内容を確認する手間を省くことができる。
マージされるタスクの詳細
公式ブログからの引用だが、ここに書かれている内容と異なる動作になることを確認した。
- タイトル マージ先タスクのタイトルになる
- 説明欄 すべてのタスクの説明欄が連結される
- アサイン マージ先タスクのAsaineeになる
- コメント マージ先のものになる
- 添付ファイル 全てのタスクのものがマージされる
- タグ 全てのタスクのものがマージされる
- 優先度 マージ先のものになる
- 日付 マージ先のものになる
- 繰り返し設定
タスク自体も消えることがあった。どうも現バージョンでは動作が安定していないのでmerge機能は使わないことを薦める。日本語環境によるものかは確認中。
タスクをマージする手順
2つのタスクをマージする
基本となる、タスク2つでマージを行う手順。たとえば下記のようにマージ元とマージ先がある場合。
まずマージ元となるタスクを開き、メニューをクリック。
ドロップダウンからMergeを選択する。
マージ先となる別のタスクを検索して選ぶ
3つ以上のタスクをマージする
ClickUpでは3つ以上のタスクでもマージできる。
手順は「すべて選んでマージ」ではなく、「マージ元となるタスクを複数選び、マージ先を選択する」という順で行うことになる。
まず、リストビューもしくはボードビュー、テーブルビューでマージ元となるタスクをすべて選択。マルチタスクツールバーのマージボタンからマージ先となるタスクを選び「Merge」ボタンを押す。
マージ先タスクが残り、マージ元として複数選択したタスクはすべて統合された。
マージ機能の使用について
確認した限り、現段階では内容が消えるなど不穏な動作が見られたので使用は勧めない。ただ、開発元もこの機能は頻繁に使用しているといっている(バグ報告の似たバグ結合などで)。
そのため、環境によるものかこちらの操作によるものか他の原因かどれもありうるとみており、確認して追記する予定。
公式ページ(英語)
参考までに