bitwardenのcollection(コレクション)とは
パスワード管理ソフト『Bitwarden』のcollectionという機能ついて解説
コレクションとは
コレクションは、個人が使う分には無関係な分類機能で、有料プランである「組織」を運営していくのに必須となるもの、という位置づけ。
- ログイン
- メモ
- カード
- ID
といったBitwarden内のアイテムを集め、そのコレクションへのアクセス権を持つユーザーに表示することができる。
たとえばマーケティングや経理といった部門ごとにコレクションを分けてアクセスできる人を制限したり、部長や課長といった役職者ごと、プロジェクトAとBといったプロジェクト縦断型の制御をすることも出来る機能となる。
コレクションの主要機能
以下はコレクションの主な特徴
共有アイテムを集めて管理する
共有アイテムはいずれか一つ以上のコレクションに必ず所属する必要がある。
複数のコレクションに所属することもできる
ユーザーのアクセス権を判別して表示
そのコレクションへのアクセスは、ユーザーもしくはユーザーグループで制御される。アクセス権を持つアカウントでログインすれば、コレクションがもつ各アイテムが表示される
※ユーザーグループによる制御はチーム以上のプランで可能
コレクション自体のネスト表示
コレクションをネスト(入れ子)にすることもできる。アクセス権の継承はせず、単なる表示にとどまるがコレクション数が多くなれば見た目のわかりやすさの重要性も増す。
※ユーザーグループによる制御はチーム以上のプランで可能
コレクションを削除してもアイテムには影響無し
コレクションを削除しても、所属していたアイテムは削除されたりしない。
Bitwardenのコレクションまとめ
- Bitwardenのコレクションは「組織」プランを運用するために必須の機能
- アイテムは必ず1~複数のコレクションに所属する
- ユーザーもしくはユーザーグループに対してコレクションのアクセス権を付与する
- コレクションはネスト表示できる
- コレクションを削除してもアイテムには影響しない
Bitwarden自体のメリットはこちら パスワード管理ソフトBitwarden の 優位性・メリット・デメリット