ロボフォームファミリーとはなにか&ロボフォームとの違い
ロボフォームファミリーとは
パスワードの一括管理用ソフトウェア「ロボフォーム」の複数ライセンス版です。非常にマイナーですが、コストパフォーマンスが高く家族がいるならまっさきに検討すべきといえます。
ロボフォームファミリーの概要
ロボフォームファミリーの大きな特徴は、5ライセンスがセットになっている点にあります。
2人で使っても、5人で使っても同じ料金です。費用はロボフォームエブリウェア2つ分で、年間の更新ライセンスという形態をとります。
- 料金は2ライセンス分相当
- ファミリーライセンス1つで5人まで使える
- その5人はそれぞれ複数台の機器にロボフォームをインストールできる
ロボフォームファミリーを使える家族の条件
明確な記述がない部分があり、サポートに確認しました。
Q 家族とは具体的にどの範囲か
A ロボフォームファミリーの利用者は、家族間に限定されています。恋人同士ではダメで、少人数の事業所もダメです。
一般的に「家族」とみなされる関係性であることが条件です。
Q 家族は同居していなければだめなのか
A 同居してなくても構わない
- 単身赴任の父親
- 一人暮らしを始めた子供
- 離れたところに暮らす両親
などは可だそうです。
同居をしていない家族のパターンは多々あるが、ロボフォームファミリーは使えます。
Q 血縁関係はどうやって証明する?
A 利用者の申し出
家族であるかどうかを証明するのはどうするのか、戸籍謄本の提出が必要なのか、手続きは。
結論としては、「利用者の良識にまかせる」とのことです。2親等まで、3親等まで、、という縛りもないそう。LGBTカップルでの可否は確認していませんが、上記を基に判断するなら可だと思われます。
Q 6人以上の家族ならどうする?
ロボフォームファミリーは5つのライセンスがセットになったプラン。
家族が6人以上だとどうなるのか?ライセンスの追加ができるのか?
これはヘルプに記載がありました。
A ライセンスの追加は出来ない
祖父母+両親+子供1人までなら5ライセンスの範囲内なのでOKで、子供が2人になったら誰か1人はエブリウェアなどを単品で使うことになります。
ロボフォームファミリーで家族とみなされる基準のまとめ
- 一般的に家族とみなされる間柄であること
- 親族としての距離(親等)は問わない
- 同居していなくてもよい
結構ゆるいライセンスです。
ロボフォームフォームファミリーで出来ること
Q 機能に違いはあるか?
A 同じ
それぞれのユーザーごとの機能は、有料版ロボフォームのロボフォームエブリウェアと同じです。5ライセンス分を個別に買った場合と変わりません。
Q 親が子供の使用状況を管理するのか?
A しない
たとえばロボフォームビジネスであれば管理者が利用者の情報を管理できるようになっているいわゆるペアレンタルコントロール。それによって不正な使い方を防いだり、パスワードを見せずにログイン機能だけを提供したりできます。
ロボフォームファミリーはそれができず、親権を持っていようが無関係です。閲覧サイトに制限をかける機能もなくデータの共有も無い。エブリウェアライセンスを個別に買ったのとまったく同じになります。
Q 更新はどうする?
ロボフォームファミリーは年1回の更新が必要です。
更新すると5人分すべての有効期限が伸びます。誰か一人だけの更新をするといったことはできません。
つまりロボフォームファミリーとは?
ロボフォームファミリーの機能をまとめると下記のようになります。
- 費用は2ライセンス分
- 5人まで使える
- 6人以上に増やすことはできない
- それぞれの機能はロボフォームエブリウェア同等
- ファミリー特有の機能は存在しない
- 更新は5人分まとめて行う
ファミリーは2ライセンス分の料金で5ライセンス導入できるお得な買い方であり、最大数の5人で使えばそれぞれ個別にロボフォームを買うより60%OFF相当になるライセンスです。
たとえ利用者が2人だけでも、更新手続きが楽になるメリットがあり、家族が増えても5人までなら追加費用なしで使えます。
結論として、ロボフォームファミリーは家族にスマホやパソコンを使う人がいるなら、十分検討に値するプランです。