Notionでテンプレート化したページを下位階層に作成する手順
Notionでページをテンプレートに登録し、ボタン1つで複製していく方法。会議の議事録や毎日繰り返すタスクを配置したページなどに使える。
Notionのテンプレートとは
よくあるテンプレート機能は「ページを作ってそれをテンプレートとして登録。ボタンでそのページが作成される」というものだが、Notionは少々クセがある。
Notionのテンプレートボタンを使うと、そのページに”設定したブロックが生成”される。このブロックが下位ページを含むリンクだとテンプレートボタンがあるページの下位にページが作成されることになる。
テンプレートを作成する手順
簡単な例として、「毎日のタスクを登録したページ」をテンプレートにし、一覧用ページにリンクを並べることにする。
一覧用ページの作成
まず、一覧用ページの作成。名前はなんでもよいがDairy tasks LISTとしておく。
テンプレート化するページの作成
スラッシュコマンドで下位の階層にページを作成
とりあえずtasks templateとでも名付けて、内容を入れていく。ここでは午前の作業、午後の作業、振り返りを作成した。
一覧ページに戻るとtasks templateページへのリンクが出来ている。
テンプレートボタンの設定
次に、スラッシュコマンドからTemplate buttonを選択。
テンプレートボタンを作成するブロックが表示される。入力するべき欄は2つだけで、Button name欄にボタンの名前を入れる。
Templateにテンプレート化するブロックを入れる。
Button nameは下記の通り — +Add Dairy tasks — にしておいた。
tasks templateブロックをTemplate欄までドラッグ&ドロップする(中身は先ほど作った下位階層ページ本体と、そのページへのリンク)
Template欄に最初からあるTo-doは不要なのでDelete
Button nameにボタン名を、Templateにテンプレート化するブロックを入れられれば、Closeボタンでテンプレートボタンブロックを確定させる。
動作確認
現在、このようになっている。一覧ページにテンプレートボタンのみがある状態。
テンプレートボタンをクリックすると、下位階層に新たにページが作成されてそのページに移動する。
毎日のタスク用のページなので、タイトルを日付などに変更する
一覧用ページの戻ると、ページが作成されておりページ名(=リンク名)も先ほど変更したとおりになっている。
テンプレートボタンを使うと新しいブロックが下に作成されるのはNotionの仕様のようだ。
このようにしてどんどんテンプレートボタンで新しいページを作っていく。翌日分も作り、4/13にタイトル変更。
一覧用ページはこのようになる。
まとめ
- Notionのテンプレートは、登録されたブロックを1クリックで作る機能。
- テンプレートボタンをいずれかのページに配置し、そのページにブロックが作成される。
- 「下位ページを含むブロック」をテンプレート化すれば下位階層にページを増やすテンプレートボタンになる
- もちろん、チェックリストブロックなどをテンプレート化して「同一ページにチェックリストを増やす」普通の使い方も可能。