インフォグラフィックソフト「eDraw Infographics」使って1年経ったのでレビュー
eDrawSoftWare社の『eDraw Infographics(イードローインフォグラフィックス)』を使い始めて1年ほどが経過しました。メリットデメリットが分かってきたので、あらためて振り返りつつ紹介します。
eDraw Infographicsとは
Infographicsはその名の通り、「インフォグラフィック」を作るためのソフトウェアです。何かを伝えたいときにチャートやグラフ、イラストを駆使して相手の理解を促進するための素材を作成できます。
UIはこのようなわかりやすいタイプです
テーマ機能でソフト自体の見た目を変え、作成物の邪魔にならないようにできます。下記はダーク系テーマ。
写真も問題なく扱えます。写真に既成アイコンを 組み合わせてササっと成果物を完成させることができます。
数多くのテンプレート、大量のアイコン
70~90種類のテンプレートがあり、ここから内容を入れ替えるだけで作業が完了することもあります。
アイコンは大量にあります。一から素材を作る必要が無いので時短になります。
また、ソフトの使い勝手・メニューの配置や大きさ・動作速度も良好です。最新のモダンなインターフェイスではないもののオフィスソフトのようなわかりやすさがあり使いやすくなっています。
保存形式は上記のとおり。上から2行目のPDはおそらくPDFの間違いでしょう。eDrawは海外製のため時折翻訳ミスが見られます。
- 画像、
- PDF、EPS、FPS
- Office形式(Word、PowerPoint、Excel)
- html
- SVG
といった形式での保存ができます。
価格とライセンス
Infographicsは買い切りソフトで1年のサブスクもあります。
サブスクに特に価格メリットはなく、3年アップデート付き買い切り、もしくあは生涯アップデート付き買い切りがオススメです。生涯アップデートでも1万円台と安価だからとの理由もあります。
他ソフトとの比較
Infographics競合となりえるソフトにはこのようなものがあります
Canva
Canvaは誰でもおしゃれなものが出来るWEBベースのグラフィックツールです。無料でも一部機能が使え、月額980円のプロ版だと使える機能が増加します。手軽さと成果物の美麗さは群を抜いています。一方、毎月のコストがかかる点がデメリットです。サービス終了に伴って加工物の再編集ができないのも痛い点です。
Adobe InDesign
Adobe InDesignは高機能なパブリッシングソフト。DTPソフトで高いシェアを持ちますが、サブスクリプションの使用料は必要です。
Infographicsのメリットデメリット
Infographicsのデメリット
Infographics最大のデメリットはマイナーであることです。編集中のデータそのままを受け渡ししづらく、たまたま同じソフトを持っていることは期待できません。ただ、個人使用で完結するブロガーや業務用途の成果物作成ならなんの問題もありません
また、WEBで情報が少ないこともデメリットと言えます。ただ難易度が高いソフトではないため問題にならないことが多いです。
Infographicsのメリット
メリットとしては、簡単に使えることです。テンプレートとアイコンが多いため「応用と組み合わせ」でほとんど何とかなってしまいます。
また、価格の安さもメリットです。価格の安さと買い切りであるコスパの良さ。買い切りでも生涯アップデート付きなので結果的にコストが安く済みます。
導入方法
eDrawSoftWareのメイン3種のうちひとつがこのInfographics。これだけが必要なら、サブスク・買い切り3年保証・買い切り生涯保証の3種があります。
他ソフトと合わせたバンドル版だと3~4割引きになるので必要性によってはこちらもよい選択肢になります。(ちなみに私はバンドル版を買っています)
eDrawソフトマトリクス図▼ UGはアップグレード保証の略。この期間はバージョンアップが無料。
ソフト名 | サブスクリプション | 永久ライセンス(UG1年保証) | 永久ライセンス(UG3年保証) | 生涯ライセンス |
eDrawMax(フロー図) | eDrawMaxサブスク | eDrawMax永久+UG3 | eDrawMax生涯ライセンス | |
infographics(グラフィック) | infographickサブスク | infographick永久+UG3 | infographick生涯ライセンス | |
MindManager(マインドマップ) | MindMaster永久+UG1 | MindMaster永久+UG3 | MindMaster生涯ライセンス |
バンドル版としてのまとめ買いはこのようになります。
バンドルのサブスクリプションライセンスを選んだときでも「MindMaster(マインドマップソフト)は1年経過後も使える」ということ。利用者に特にデメリットはなく、永久ライセンス、生涯ライセンスの場合は全ソフト無期限で使用できます。
ソフト名 | サブスク+永久UG1年(MindMaster) | 永久ライセンス+UG3年保証 | 生涯ライセンス |
3本バンドル(eDrawMax+infographick+MindManager) | 3本バンドルのサブスクリプション/MindMasterのみ買い切り+UG1年 | 3本バンドルの永久ライセンス | 3本バンドルの生涯ライセンス(おすすめ) |