PayPalの概要・メリットデメリット

海外ではメジャーな決済方法の「Paypal」。いまひとつ全体像がつかみづらい面もあるので、PayPalがどのようなサービスなのか説明していきます。

PayPalの仕組みとできること

PayPalとは、ネット上に自分の財布を作れるようなサービスです。クラウド上の財布、クラウドウォレットとも表現できます。さらにその中にお金やクレジットカードを入れておくことができます。

『ネット上の財布』をPayPal用語でいうと『PayPalアカウント』となります。(以下『財布』ではなく『PayPalアカウント』)

そしてPayPal決済と呼ばれるサービスは、AさんのPayPalアカウントからBさんのPayPalアカウントへの資金移動のこと。

PayPal決済を選んだはずなのにクレジットカードで払っていたりして混乱することがあるが、あくまでもPayPalアカウント間でのやりとりをPayPal決済と言います。

PayPalアカウントには下記のようなデータを紐づけできます。例えていうならPayPalアカウントという財布の中にこれらを入れているイメージです

  • クレジットカード
  • 銀行口座
  • PayPalアカウント内に蓄積するお金(「PayPal残高」と呼ばれる)

クレジットカードで『PayPal決済』したとしても、カード情報は相手には伝わらりません。エスクローサービスのようにペイパルがやり取りを仲介してくれるからです。相手がわかるのは「誰がいくら払ったか」のみ。

また、メールアドレスさえあれば相手のPayPalアカウントが特定できます。そこへ向けて自分のPayPalアカウントから送金もでき、送金したお金は相手のアカウント内のお金(PayPal残高)として蓄積されます。

たまったPayPal残高は、銀行の口座経由で引き出すことができます。

Paypalが画期的なのは、こういった仕組みでオンライン上のアカウントと金融情報を紐づけたところです。

PayPalを使うメリットは

利用者としてこのPayPalの仕組みを使うメリットは

  • 安い手数料でお金のやり取りができる
  • 匿名でもお金のやりとりができる
  • 安全にお金のやりとりができる
  • 送金スピードが速い

との点が挙げられます。まず利用者としてこのメリットを享受できるシーンを羅列していきます。

利用者としてPayPalを使えるシーンとメリット

利用者としてPayPalを使うメリットは、いくつもあります。

安全な決済手段として

PayPalは安全性が高いのが特徴です。

PayPalが安全と言われる理由、それは下記の2点。

  • クレジットカード情報を相手に教えず決済できる
  • 買い手保護が充実している

この点によって、生のクレジットカードを使うよりもPayPalでは安全に決済ができます。特に海外のWEBサイトなどいまいち信用できないところで使うと安心です。

個人間でのお金のやりとりが簡単になる

PayPal以前の送金手段といえば現金書留で送るか銀行振り込みするかしか選択肢がありませんでした。どちらにもデメリットがあり、現金書留は時間がかかり送料が高く、銀行振り込みは手数料がかかります。

一方、PayPalを使ってアカウント間でのお金のやり取りをすると、安価で簡単、スピーディに完了し非常に便利になった。具体的なPayPal利用シーンは下記の通りです。

  • 家族に送金する
  • 相手に支払い要請を送る
  • 自分への支払い専用URLを公開して広くお金を集める
  • 知り合い間でお金をプールしておく場を作る

家族への送金が簡単になります。日本内で日本円なら無料でほぼ即時に、海外だとしても銀行経由よりはるかに安く済ませられます。

割り勘や貸し借りなど、相手にURLを送って支払いの要請することができます。相手はメールアドレスからペイパルにログインして支払い可能。

自分専用のリンク(PayPal.Me)を作成して後悔し、広く出資を募るといったことも可能となります。銀行口座と違って匿名性が担保されるところと、相手の手数料負担が無いところがメリットです。

知り合い間で集金できる機能(マネープール)は、部費の回収や送別会のプレゼント代を集めたりといった用途に向いています。

事業者として

一方、事業者としてPayPalを導入することにはこんなメリットがあります。

  • 相手のカード情報を取得・管理しなくていい
  • カード会社と直接契約するよりも楽で手間がない。
  • カードの料率が最安ランク。
  • PayPal残高をいつでも銀行口座に移すことができる。
  • セキュリティが高い

カード情報を自社で抱えなくて済むので余分な管理コストがかからず、カード会社との契約も直接契約より楽に進みます。料率は安く、口座としての使い勝手もよい。そのうえセキュリティが堅牢です。PayPalの生命線はそのセキュリティレベルの高さ。PayPal社は業界最高ランクの堅牢さを持つ体制を構築し、漏洩やハッキング事故を起こさないようにしているとのことです。

 

PayPalのデメリットは

ユーザーとしてデメリットはほとんどありませんが、しいて言えば国内の導入店舗の少なさです。使いたいと思った店がPayPalを導入していないことは多くあります。

また、立場が逆の売り手側になった場合に「買い手保護の制度」を悪用されてしまうのもリスクではあります。

PayPalの歴史

現テスラモーター社CEO、イーロン・マスク氏とピーター・ティール氏が作ったWEBサービスで、フィンテックの先駆け。技術を持って金融業界に革命を起こし、お金の流動性を格段に上げることに成功しました。

PayPal社はeBayに買収されたものの、その後再び独立しています。

現在のPayPalのユーザーは世界中で2億5000万人を超えており、日々増え続けている超巨大サービスです。

詳しくはペイパル公式サイトまで。

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