Notionで横並びブロックの中に横並びブロックを入れネスト(入れ子構造)にする方法

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Notionの特徴のひとつとしてブロックを横に並べて配置できるというものがある。

この横並びのブロック、直下に別のブロックを置くことはできるが、通常の操作ではそのブロックを横に並べて横並びの入れ子にすることはできない。

ただ、ひと手間かけると横並び>横並びという入れ子構造が可能になるので、簡単に手順を紹介する。

横並びブロックを入れ子にする手順

ブロックを横に並べる

まず、ページ内にブロックを作り横に並べる。下記はHeaderを横並びにし、直下に画像を置いた状態。

ブロックの直下に/pageで下層ページを作る

右側ブロックの中を「横並びの入れ子」にしたいので、いったん画像は削除して「/page」スラッシュコマンドを使い下層ページを作る。

下層ページに移動し、そのページ内でブロックを横並びにする

下層ページを作ったら、そのページ内でブロックを横に並べる。ページのタイトルは特につけなくても良い。

下記は画像を横に並べてみたところ。

元のページでブロックを変換

元のページに戻る。先ほど作った下層ページがある。タイトルはつけなかったのでUntitledとなっている。

この「下層ページのブロック」をブロック左側に出現するメニューからTurn into してTextもしくはHeading1~3のいずれに変換する。

横並びブロックの入れ子になった

下層ページがそれ自身の中身の「画像が横ならび」状態のままテキストブロックに変換されることで、横並びの入れ子にすることができている。

さきほどTurn intoでHeading3にしたので、横並び画像の上にその形式のタイトルが生成されている。

並列配置したブロックに関する仕様いくつか

いくつかの仕様を確認したので、合わせて紹介を。

列数を増やすことは普通に可能

入れ子にした横並びブロックの間や左右に他のブロックをドラッグ&ドロップすると、列数を増やせる。

たとえば2列になっているブロックの間に別のブロックをドラッグすると

3列になった。一旦入れ子にしてしまえばその後はわりと自由に操作できるようだ。

入れ子の階層に制限はない

入れ子は(おそらく)何回層でも作れる。下記は3階層の状態。

Turn into の種類の違いは?

下位ページをTurn intoで変換するとき、今回はHeading3にした。が、Heading1でもTextでも構わない。下層ページのタイトルがその形式になるだけで、あとから変更することも消すこともできるので特に気にする必要は無い。

ブロックを入れ子に出来ると表現の幅が広がる

Notionはブロックを並べて配置することで表現力を確保している。並び方の自由度があがれば、スペースを無駄なく使ってさらにいろいろな表現が可能になる。

たとえば、画像の説明を横に書いてみたり↓

横幅が必要なDatabaseの上下も無駄なくレイアウトしたりできる。

左側ブロックをグローバルブロックにしてメニュー代わりに使っている場合でも、右側ブロック内で画像の左寄せ・右寄せをしたりもできる。

横並びのブロックはこのほかにもいろいろな使い道があると思う。

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