ClickUp Ver2.75(2021/3/13)の更新内容をチェックしていく
生産性ソフトウェア『ClickUp』の今回のバージョンアップ内容
Ver2.75の新機能
正確には新機能と言えないものも含まれている。ある程度人月がかかるアップデートであれば含めているようだ。
- タスクビューの動作速度向上
- Docsのコメントサイドバー
- Docsのショートカット
- プロフィールへのコメントアサイン
タスクビューの動作速度向上
ClickUpが継続的に取り組んでいるスピードアップの取り組み。年末頃、ステージBに入ったあたりで「高速化の専門チームを組んで速度向上に取り組む」とのリリースがあった。
その経常的な取り組みとは別に、今回は一部の容量が大きなタスクを開くときの高速化が行われたとのこと。
Docsのコメントサイドバー
ClickUpのDocsに対するコメントの表示方法に「サイドバー」形式が加わった。
もともと、ClickUpはDocsにコメントを付けることができた。一部のテキストをハイライトしたり、Docsそのものにコメントしたり。そのコメントの表示方法が増えたということ。
今までは、ハイライトされたコメントもしくはその右のコメントアイコンをクリックすることで、ハイライトテキスト付近にコメントが表示されていた。
今回のサイドバーは、XCommentsもしくはCommentsどちらかをクリックすることで、コメント専用のサイドバーエリアが開閉されるというもの。
コメントが見やすくなったのと、時系列で並ぶためDocsのページに対して行われたアクションが分かりやすくなった点がメリット。
このサイドバーから直接コメントを編集したり返信したりできる。
Docsのショートカット
Docs編集時のショートカットが増えた。コメントの作成、タスクの作成、テキストの強調表示、ブロック複製。
プロフィールに割り当てられたコメントが表示されるように
コメントは単なる発言ではなく、ユーザーに割り当てる(アサインする)ことも出来、それによって「タスク化するほどでも無い小さなアクションや確認作業などを促せる」ようになる。これはCEOゼブのお気に入り機能らしい。
今回の変更で、自分のプロフィールエリアに自分に割り当てられたコメントが表示されるように。より短時間で行うべきアクションを確認でき、素早くリプライできる。
プロフィールエリアへの導線はいくつかあるが、タスクのAssineeをクリックしてMe横のProfileを選択するのが簡単。
今回行われたバグフィックス
今回修正されたのは下記のバグ
タスクついてのバグ
- 埋め込まれたタスクまたは公開されている共有タスクがスタックすることがあった
- タスク作成時にゲストがカスタムフィールドを変更できなかった
- ClickAPPがオフの場合にユーザーはスレッド化されたコメントを残せた
- 添付ファイルを削除したときの表示が間違っていた
ドキュメントとビューについてのバグ
- フォームで選択したタスクテンプレートを削除できなかった
- リストビューでドラッグ&ドロップ時にタスクステータスが更新されなかった
- 管理者編集設定を有効にしたあと、所有者がドキュメントの編集ができなかった
- ロールアップをリストビューに表示するために更新が必要だった
- サブタスクを追加してもガントビューが更新されなかった
テンプレートについてのバグ
- メールテンプレートが編集できなかった
- 期日の再マッピングで日付変換が間違っていた
- 権限がないユーザーがスペースのテンプレートを削除できてしまった
リレーションについてのバグ
- タスクビューの関係性に削除されたタスクが表示されていた
- カスタムフィールドライブラリに関係性が正しく表示されなかった
- 関係性を設定後にリストにアクセスできなかった
その他のバグ
- 自動方停止せず無限ループが起こっていた
- 下書きメールでタスクを最小化することで下書きが削除されていた
- 期限切れでないタスクがMy Workの表示位置が間違っていた
etc
今後のウェビナーについて
- ポッドキャストのためのClickUp
- 個人の生産性向上のためのClickUp
- AmazonセラーのためのClickUp
リリースノート(英語)
参考までに