BodyCardio(Wi-fi体重計)の初期設定がエラーで進まないときの対処法
WITHINGS(旧ノキア)のWi-fi体重計『Body Cardio』のセットアップ中にエラーが頻発して使えるようになるまで時間がかかってしまいました。調べたこと、試した対応をまとめておきますのでご参考までに。
Body Cardioはネットに接続できるので、普通の体重計よりも設定で引っかかることが多くあります。Wifiにつながらなかったり、画面が暗かったり、アップデートが完了しなかったり、などです。
原因→対応のQA方式で書きましたが、おそらく原因がはっきりしないことが多いでしょう。とりあえず簡単に出来る対応方法からやってみてください。
電波が状態によるも
Body Cardioは初回の設定にシステムのアップデートがかかるので、5分程度はクリアな電波をキープする必要があります。電波の障害になる機器があるか、単純に電波が弱すぎるとアップデートに失敗します。ルーター・BodyCardio・アプリを入れたスマホなど近づけられるものは1か所に集めてみましょう。
BodyCardioは5G回線にも対応していないらしいので、まだレアでしょうが一応注意。
Wifiのパスワードが間違っている
アプリに設定したWifiパスワードが間違っていると当然繋がりません。その接続設定を削除して再度設定してみます。
MACアドレスフィルタリングしている
ルータには指定した機器しか接続できないようにするセキュリティ項目があります。ONにしているなら、許可リストにBodyCardioのMACアドレスを入れなければなりません。MACアドレスは内箱の側面に書かれています。
また、MACアドレスのフィルタリングを一時的にOFFにする手もあります。根本的解決にはなりませんが、問題の切り分けには有効です。
Body Cardio本体のバッテリー不足
バッテリーがゼロになっている可能性は高くないと思いますが、念のために充電します。充電には付属のUSBケーブルを使います。
ルータが異常
キャッシュが溜まっていたり発熱が原因だったりでうまく接続できない可能性があるかもしれません。再起動してみます。電源をOFFにして数分待ち、再度ONにしてから試します。ケーブル類も一度外すと完璧。
モバイル機器が動作対象外
スマホ、ipadなどアプリを入れている機器が動作対象に含まれているかチェック。(https://support.withings.com/hc/ja/articles/219939647)対象外なら別のデバイスにアプリを入れる必要があります。
モバイル機器のメモリや動作に問題がある
スリープではなく、再起動させてみます。電源ボタン長押しで再起動できる機種が多いと思います。
アプリインストール時に問題があった
アプリをいったんアンインストールし、もう一度インストールしてみます。
モバイル機器特有の問題がある
動作対象にあるモバイル機器でも正常に動作しないことはありえます。可能なら別のスマホなどにアプリを入れて試してみます。私はこれで解決しました。動作対象でしたがipadProではダメ、Androidスマホにアプリを入れなおしてOKでした。
それでもだめならサポートへ
https://support.withings.com/hc/ja/categories/202723437-Body-Cardio
セットアップさえ完了してしまえば、BodyCardioは使い勝手がよい機種です。
家族の人数分登録しておけば乗るだけで人物を自動判定して記録してくれます。Wi-Fi接続なのでスマホの電源を入れて近くに置いておく必要もありません。バッテリーも適度に長持ちします。Bodyのデータを見える化すれば分かってくる健康状態も多いはずなので、健康寿命の最大化を目指して活用していきます。