GooglePhoto→MEGAに乗り換え時 容量&価格比較|有料化対策
2021年6月で容量無制限だったGooglePhotoがサービス改定されて無制限ではなくなってしまった。これを機会に乗り換え先としてオンラインストレージ『MEGA』を使った場合にどうなるか、容量とプラン・価格を比較検討してみた。
容量別の一覧表はこちら。
容量 | GoogleOne(月額) | MEGA(月額) | 優位 |
---|---|---|---|
15GB | 無料 | – | MEGA |
20GB | – | 無料 | MEGA |
100GB | 250円 | – | GoogleOne |
200GB | 380円 | – | GoogleOne |
400GB | – | 653円 | MEGA |
2TB | 1300円 | 1307円 | GoogleOne |
8TB | – | 2615円 | MEGA |
10TB | 6500円 | – | MEGA |
16TB | – | 3923円 | MEGA |
20TB | 13000円 | – | MEGA |
30TB | 19500円 | – | MEGA |
無制限 | – | 3925円※1 | MEGA |
※1 MEGAビジネスプラン
15GB / 20GB
MEGA優勢
Googleは15GBまで無料だが、メールやドライブ、ドキュメントなど他のサービスすべて合わせての容量なのでphotoに割けるのは実質5~10GB程度になる。MEGAは純粋にストレージのみなうえ、容量も20GBまで無料。20GBまではMEGAのほうが多くのファイルを保存できる。
~100GB / 200GB
GoogleOne優勢
21GB以上~200GBまでなら、MEGAより細かいプランがあるGoogleOneのほうが低価格になる。MEGAの場合、有料のミニマムは400GBプラン。
~400GB
MEGA優勢
200GBを超えると、GoogleOneだと2TBで1300円/月のプランに一気に上がってしまう。MEGAなら400GB653円/月のプランがあるため、半額程度で使えることになる。
なおこれ以降はほとんど全ての容量でMEGAがGoogleOneより優勢になる。
~2TB
ほぼ同じ
400GBを超えるとGoogleOne・MEGAともに2TBプランで1300円/月程度になる。ただし差はわずか7円なので、為替レート次第ですぐ入れ替わる。
~8TB
MEGA優勢
2TBを超えるとGoogleOneは10TB6500円/月、MEGAは8TB2615円/月と大きく差が開く。
MEGAを使うことで、月額3885円の節約になる。
~10TB
MEGA優勢
8TBを超えるとMEGAは16TB3923円/月のプランになるが、GoogleOneの10TBより容量が多いのに価格が2577円/月も安い。MEGA一択。
~16TB
MEGA優勢
10TBを超えるとGoogleOneは20TBプランが必要になり、13000円/月と非常に高くなる。MEGAは16TBまで3923円/月で使える。
価格差は9077円/月。12か月だとMEGAが10万円以上安くなる。
16TB以上
個人プランだとMEGAは16TBまでしかないので、16~30TBはGoogleOneとなる。ただ、MEGAをビジネスプランにしてしまえばわずか1308円/月で容量無制限が使える。企業でしか使えず3アカウント以上からの契約だが、それでも3925円/月とGoogleOneの10TBより安い。
GoogleOneとMEGAの価格・容量比較まとめ
価格と容量のみを焦点にすると、
- 20GBまで・・・MEGA
- 20~200GBまで・・・GoogleOne
- 200GB以上・・・MEGA
と使い分るのが最も費用対効果が高いことになった。
使い勝手や細かな機能は除外して比較したので人によりどちらが良いかは異なってくる。
ただ、良くも悪くもアカウントに紐づいてしまうのがGoogleDrive。ストレージはストレージで別のサービスを使いたいという要望も小さくはないはずだと思う。
MEGAの機能詳細はこの記事を参照のこと。