リクルートの自己分析ツール『グッドポイント診断』の特徴・メリットデメリット
無料版ストレングスファインダーと言われることも多いグッドポイント診断について
グッドポイント診断はリクルート社がマーケティングの一環として提供している自己分析ツール。利用者は無料で自分の性格的特徴を知ることができる。その代わりに個人情報を差し出すことでリクルート社のマーケティングに協力することになる。
先日自己診断してみる前に調べると、アフィリエイト報酬目的の絶賛ページだらけ。一歩引いてメモを残しておく。
グッドポイント診断の仕様
- 利用にあたってはリクナビNEXTへの登録が必要。
- 診断はひとり1回しか行えない。
- 完全に無料
- 18種類に分類された特徴から上位5つが提示される
診断の流れ
- リクナビNEXTへ登録
- 設問に回答する(30分程度)
- 診断結果の表示
ストレングスファインダーと比較してみると
ストレングスファインダーはアメリカの調査会社ギャラップ社による強み診断ツール。膨大な統計からクリフトン氏が作り上げた。こちらは有料で簡易版は書籍代の2000円程度、詳細版はWEBから申し込み10000円ほどかかる。その分、診断結果はかなり的を得ていると思われる。
グッドポイント診断をストレングスファインダーと比較
メリット
- 完全に無料である
- ネット環境があればすぐ受けられる
- リクナビで就活をする際に診断結果を活用できる
デメリット
- 一人1回しか行えない
- リクルートへの情報提供が必要
- 診断の根拠が不透明
- 世界的な知名度は無いに等しい
性格診断としてはどうか
グッドポイント診断は設問数が多いので結果の信頼性が高そうに思えるが、その根拠がまったく示されていないのが大きなデメリット。無料ではあるものの、中途半端に信じてしまうと間違った自己分析が今後に大きな悪影響を及ぼしかねない。
やってみたところストレングスファインダーとはかなり異なる傾向が出た。その傾向を自己分析と比較してもあまりピンとこない内容だったため、友人同士での会話ネタ、もしくはこういった自己分析を行ったことが無い人の最初の一歩としてぐらいに考えておくとよさそうだ。