ClickUp Ver2.77(2021/3/27)の更新内容をチェックしていく
生産性ソフトウェア『ClickUp』の今回のバージョンアップ内容
Ver2.77の新機能
表現力の向上と、導線の自動化に焦点を当てたバージョンアップだった。
- バナー機能が複数行対応になった
- バナー機能にアイコン機能が加わった
- ページへのメンションでアイコン表示されるようになった
- ガントビューの列サイズを変更できるようになった
- リレーション機能でバックリンクが付くようになった
- 速度の向上
バナー機能が複数行対応になった&バナー機能にアイコン機能が加わった
バナーというのはWEBでよく見るグラフィカルな広告のことではなく、テキスト等を際立たせるために背景などを付けたエリアのこと。
今まではバナー内で改行ができなかったが、このバージョンからはShift+Enterで改行できるようになった。アイコンもつけられるようになり、警告やヒント、注意をより喚起しやすくなった。ドキュメント、タスクの説明欄、コメントなどで複数行が有効になっている。
ページへのメンションでアイコン表示されるようになった
ページにメンションしたときに、そのページのアイコンが表示されるようになった。いままではページ名だけだったのでより直感的にそこにメンションがあるということとページの種類が推測できるようになった。
似たページ名のドキュメントがあっても分別しやすくなる。
ガントビューの列サイズを変更できるようになった
ガントチャートビューで列サイズを変更できるように。今まではタスク名だけだったので、長いステータス名や日付などが途切れることがあったが、今回で改善。
リレーション機能でバックリンクが付くようになった
タスク同士でリレーションシップを張った場合に、張られた側のタスクにもバックリンクがつくようになった。どのタスクから参照されているかがわかり、1クリックで移動もできる。
これでメンションでもリレーションでも双方向の移動がとても簡単になった。なお、カスタムリレーションはClickAPPなのでワークスペースごとに設定が必要になる。
速度の向上
ClickUpが継続的に取り組んでいる速度も、今回のバージョンでも引き続き向上したとのこと。タスクビューにかかっていた負荷を減少させ、ロード時間を最適化。
今回行われたバグフィックス
今回修正されたのは下記のバグ
ビューについてのバグ
- リストビューでステータスによるフィルタリングが機能しなかった
- ワークロードビューでMeモードのフィルタリングが機能しなかった
- テーブルビューで追跡される時間にロールアップ分が含まれなかった
- 添付ドキュメントに割り当てられたコメントが更新時にタスクビューから消えていた
ドキュメントについてのバグ
- 複数ページドキュメントを作成すると、最後のページが最初に表示されていた
- 通知でドキュメントにメンションしクリックするとドキュメントが消去されていた
- パブリックリンクでドキュメントを開けなかった
- 特定のドキュメントを開くときにエラーが表示されていた
タスクについてのバグ
- API経由で追加されたテーブルがタスクのdescriptionに表示されなった
- タスク内の電子メールに2つのカウンターが表示されていた
- Phoneカスタムフィールドに電話番号を追加してもモバイルからエラーになっていた
通知に関するバグ
- Androidでタスクビューではなくリストビューが表示されていた
- タスクを開いてコメントを解決すると通知に解決済み表示されなかった
- 通知でのドキュメントのメンションにエラーがあった
- 通知設定でチャットビュー通知をオフにするオプションがなかった
その他のバグ
- @@@のメンションでドキュメントの検索結果が正しくなかった
- TimeEstimatesを使用したタスクの除外が機能しなかった
- タスクのメンションを含むテキストにコメントできなかった
- ダッシュボードウィジェットフィルタをクリアすると閉じタスクを無効にする機能が動かなかった
etc
今後のウェビナーについて
- AmazonセラーのためのClickUp
- 高等教育のためのClickUp
- 毎週のワークスペース設定
リリースノート(英語)
参考までに