WordPressのテーマインストールのためPHP Memory Limitやmax_import_varsを増やす手順

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります

WordPressのテーマの中には、サーバーの最低限のスペックを定めているものがあり、それを下回るとテーマのインストールが行えなかったり、行えたとしても動作がもっさりしたり不具合が出たりする。

たとえばマガジン向けの有名テーマ『Newspaper』は128MBのメモリを要求する。

1ページサイト向けテーマの『Citrus』だともっと厳しめ。最低限要求される値でこうなっている。

  • 最大実行時間は600
  • 最大入力変数は5000
  • メモリ制限は256MB
  • 投稿最大サイズは64MB
  • アップロード最大ファイルサイズは128MB

これら問題に対処するためには、サーバをアップグレードするか設定値を変更する操作を行う必要がある。

ConohaWingを例にやり方と確認方法を記録しておく。

php.ini

php.iniへ記述することで設定値を変えられる。ConoHaWingの場合は直接ファイルをいじらなくても管理画面から中身の編集ができるようになっている。

サイト管理>サイト設定>応用設定タブ>PHP設定を開き、下記のように記述する。post_max_size やupload_max_filesize などの値も改行区切りで書き込める。

あくまでも一例

.heaccess

php.ini以外にも汎用的な方法として.htaccessへ追記する方法もある。場合によってはファイルへの記述が有効な場合もある

wp-config.php

wp-config.phpへ記述する方法もある。FTPで接続しwp-config.phpをダウンロード。バックアップ用にコピーを取ってから下記のテキストを追記する。

/* That’s all, stop editing! Happy publishing*/ の上の行当たりに

define( 'WP_MEMORY_LIMIT', '256M');

値をいくつにするかは状況次第で。問題無ければPHP Memory Limit などが下記のように変更される。

設定変更した値を確認する

NEWSPAPERテーマのようにWordpressの専用画面から確認できるものもあるが、

NEWSPAPERのステータスチェック画面

きちんと確認するには、php.info関数を書いたファイルをアップロードしてWEBアクセスするとよい。やり方は下記の通り。

テキストエディタで下記のコードを書いたファイルを「info.php」の名前で保存する。

<?php
phpinfo();
?>

ホスティングサーバにFTPでアップロードする。トップディレクトリにアップロードしたのであれば、URLは https://XXX.com/info.php となるはず。

アクセスすると縦長になったWEBページが表示される。

調べたい項目をCtrl+Fキーでページ内検索し、値を確認していく。

0 Shares:
You May Also Like