【感想】ドラクエ映画見てきました!リピート予定『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

先日、ドラクエ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』観に行ってきました。SNSの口コミ、公式サイトの情報、個人ブログなど前評判について全く調べずに。

僕としては十分楽しんだんですが、事後にネット見ると酷評が相当多いようで、それ見て行かないことにした人も多そうです。そう言われるのももっともな内容なのは確かですが、それだけで切り捨てるのは勿体ない面もあります。

なので今日はややフォロー寄りの感想を書いてみます。

ドラクエ映画の感想を3行で書くと

  • 観てよかった
  • びっくり展開
  • もう一度観に行こう

です。

以下、ネタばれありなのでご注意を。

観てよかった

観てよかった、というのが相方と映画館を出ての感想第一声でした。

 

事前に口コミ見ていたら映画館に足を運ばなかったかもしれないほどの散々な評価である本作。確かに、映画として、ドラクエとして、エンタメとしておかしいところは多々あれど、見てるときはそんなに気にならなかったです。

それはおそらく子供のころのゲーム内での思い出のシーンと映画が脳内で補完しあいつつ同時再生されていたからな気がします。

それと、やはり臨場感ですね。これはもう本当に素晴らしいものがありました。

音と映像のすばらしさ

リアルな3Dグラフィックに圧倒されます。単なる岩一つ、石畳一つ、風に揺れる衣服にも、ゲマの血走ったアゴでさえ見入ってしまいました。

届かないほど天高くにある禍々しすぎる魔界の門と渦巻く暗雲、何匹いるかもわからないほどのドラゴンの群れ、剣と剣がかち合う戦闘の迫力、派手すぎず展開を邪魔しないものの超美麗な斬撃や魔法のエフェクト、戦いの流れの中でスムーズに繰り出されるバギマ、土煙・・・

一つ一つ挙げていくのが不可能なほど目を引くものがその世界に存在しました。

映画館での没入感

それらがドラクエの素晴らしい音楽で味わえる。映画館でしか体験できない没入感も格別です。

これが子供時代にゲーム中にイメージしていたシーンだよ!と何度も思いましたし、すごく久しぶりにゲームに熱中して周りが見えなくなった感覚を味わうことができました。

ぐっとくるシーンの数々

思わず引き込まれぐっと来たシーンもいくつもあります。

  • ゲマに人質を取られ焼き尽くされるパパス
  • 本当の気持ちに気づいたリュカのビアンカへの告白
  • リュカでは抜けなかった聖剣が鞘から引き抜かれる瞬間
  • 成長した息子と再会したビアンカ

ゲームに忠実なシーンもオリジナルなシーンもありました(再現率60%ぐらい?)が、どれもが確かにドラゴンクエストでした。

 

びっくり展開

そしてやっぱり驚きの展開には触れざるを得ないですよね。

割り切りすぎ

まず、最初の最初から驚かされます。リアルのゲーム画面から始まり、どんどんとシナリオが進みます。

ほぼゲームのダイジェストです。

しかもダイジェスト部分がピンポイントすぎてスーファミ版しか経験がないユーザーなら基本シナリオが思い出せないと思います。スマホ版もプレイしているならなんとか。

もちろん、ドラクエを知らない子供たちは付いていけません。

よくぞここまで振り切ったな、というぐらい未プレイユーザーを置いてけぼりしています。

衝撃のラスト

賛否両論あるだろうに良くこれを通したなと思う衝撃のラストシーン。

正直、見たときは「どうすんだこれ」と思ってしまって今まで見てきた世界が(悪い意味で)崩れ去る感覚を体験できました。あえて表現するなら東野圭吾のパラドックス13の主人公たちがラストで体験したシーンに近そうな気がします。

 

その衝撃のままエンドロールまで・・行きましたが、そのころにはなんとか自分の中で消化できるようになっていました。

 

ああ、この展開があるから

  • サブタイトルとつながる
  • オープニングとつながる

のだな、と。

そして、あえてラストでひっくり返したのは

  • ゲーム自体のシナリオがあって
  • 人それぞれのプレイ時の想い出があって
  • その後大人になって今生きているぼくたち一人一人の人生があって

その3つをつなぐものとして今回のドラクエ映画を作って、子どものころ憧れた勇者にはなれてはいないけれど、現実を生きている僕たちに、エールと感謝を伝えたかったのじゃないかな、とも思えました。

(口コミを見る限り、盛大に失敗しているようですが)

もう一度視に行こうと思います

映画としての完成度は巷の酷評のとおりですし、その点は僕も同意です。

でも、すごく良かった部分も数多くあるのも確かです。

ブオーン討伐後の街の夕暮れ、サイクロプスの強烈な一撃(ルーラで追ってくるサイクロプスの恐怖も)、アグレッシブな戦闘シーン、小物から魔法まで、ため息が出るほどのドラクエ的リアリティがそこにはありました。

それらをドラクエ曲オーケストラ×映画館の音響設備で体感できる素晴らしさ。

生きているかのようなキャラクターと役者さんの全力の演技、悲壮感をまとわずまっすぐ生きられるリュカの強さ、石化されていくときの絶望感、清楚さの中に芯の強さを感じられるフローラ、パパスは僕の思い出よりもかっこよかったですし、ゲマは想像以上にゲマそのものでした。

そしてビアンカ、有村架純すごいです。

彼女の本気のセリフは聞いた人の心臓をわしづかみにするような力があると、改めて思わせられました。(ひよっこでの父親とのシーンもそうでしたよね)

これらを見るために僕はもう一度、ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを観に行きます。あと2回ぐら行くかもしれない。映画はひさびさだったのですが、やっぱりいいものだと思いました。

 

映画はいいものですし、ドラクエも最高です。いつかぜひドラクエ5ストーリー完全再現の3D映画を観るという夢ができました。前中後編3本立てぐらいで。

前編は幼年期。中編で結婚前夜までじっくり描いて、後編はパラレルワールドをビアンカ編フローラ編デボラ編でそれぞれ。その時もビアンカは有村架純でお願いします。

そして願わくばほんのわずかでもいいのでゲーム愛を持った監督に指揮してもらえれば言うことはありません。

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